8がつ7にち  田舎の家ちょも
けんもちくんのじいちゃんたちは八王子に引越したちょも。
田舎の家は誰も住まなくなり壊す事になったちょもよ!
ちょもはムー太とメー子と一緒に最後のお別れに行くことにしたちょもよ!


ムー太、メー子、田舎に着いたよ!
メー子「ムニャムニャ・・」


ちょも「道路空いていたちょもね!」


ムー太「田んぼに絵が描いてあるよ!」
ちょも「本当ちょもね!」


メー子「村の子たちが作ったんじゃない?」
ムー太「たぶんそうだよね」


ムー太「早く家に行こうよ!」
ちょも「そうちょもね」


10ヶ月の間、人が住んで居ないので家の周りは草が伸び放題です。


けんもちくんのじいちゃんの家です。


メー子「ただいま〜!」
ムー太「・・・」


メー子「家の中はどうなっているかな?ムー太早くおいでよ。」
ムー太「うん。」


ガラッ
ちょも「おじゃましますちょも〜」


ムー太「ちょもが張り替えてくれた障子だ」


ちょも「まだまだキレイちょもね」
メー子「取り壊すのがもったいないよね」
※詳しくは3がつ21にち  田舎で手伝うちょも を見てくださいね。


家の主が居ない家は寂しいですね。


ムー太「ボクらが住んでいた頃と何も変わらないね。」
メー子「そうね。」


メー子「ムー太見て!私たちの絵があるよ〜」
ムー太「ゴミ捨て表だね。」


手書きのゴミの分別表にもムー太とメー子が^^


すたたたった
ムー太「メー子待って!」


がらんとした、じいちゃんたちの部屋。


ちょも「ムー太、メー子・・」


2人は何か相談しているようです。


ムー太「そうしようよ。」


メー子「決まりだね♪」


ミーンミンミン


一通り家の中を見て回ったので縁側で一休みです。


メー子「ちょも。私たち決めたよ。」
ちょも「?」
ムー太「もうボクたち平気だよ!」


ちょも「何を決めたちょもか?」


メー子「ちょもたちと暮らす事よ!」
ムー太「ずっと八王子に住むよ」
ちょも「メー子!ムー太!」


メー子「もしかしたら、じいちゃんたちと、またこの家で暮らせるかなって期待していたの」
ちょも「うん」
メー子「でも、今日来て見てわかったよ。」


ムー太「ボクたちの住む家は、ちょもたちの家だって事が。」
ちょも「ムー太!メー子!」


ちょも「何だか涙が出るちょも〜」
メー子「ちょもが泣く事ないじゃないの〜」
ムー太「ちょもはやさしいんだよ。」


草が伸びてお気に入りの山が見えません。


ちょも「この縁側はちょもにとって夏の特別な場所だったちょも。」
メー子「ちょもは夏に良く遊びに来てくれたもんね。」
ムー太「ちゃちゃまるくんも来てくれた事あったよね。」



ムー太「ちょもありがとう!」
ちょも「どうしたちょもか?」
メー子「今日は連れて来てくれてありがとう」


チュッ


お隣の猫も最後の挨拶に出てきてくれました。


ムー太とメー子が田舎のお家とお別れの挨拶をしています。


ムー太「今までありがとうございました。」
メー子「ずっと家族を守って大変だったよね。ゆっくり休んでね。」
家「・・・・・(私を建ててくれた、じいちゃんに、ありがとうって伝えてね。みんなさよなら)」


ちょも「悲しいちょも〜」


メー子・ムー太「うわぁ〜〜ん!

この家が無くなる事は、ちょもたちだけではなくて、けんもちくんにとっても大きな悲しみだったちょも
ムー太、メー子、これからは八王子の家が自分たちの住む家ちょもよ。いつも一緒ちょも♪


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