4がつ12にち  チューリップとコゲ6
桜も咲いて春本番ちょもね!花当番(庭番)のコゲの出番ちょも!
今年もチューリップが楽しみちょもね!!

コゲ「・・もうすぐ・・かな」

コゲ「・・たのしみ♪」

コゲ「晴れてる?」

チラッ
コゲ「・・・」

コゲ「・・・・・」

コゲ「!!!

コゲ「〜〜〜〜!!」

コゲ「咲いてた!」

コゲ「・・おめでとう」

コゲ「今年も・・咲いた」

コゲ「あの白いのは?」

コゲ「・・初めて植えたの」

もぞもぞ・・
コゲは器用な足取りで花を避けて歩きます。

コゲ「わ〜・・あの桃色のも・・いいね」

コゲ「〜〜〜♪」
チューリップの列のすきまをコゲは器用に進んで行きます。

シロカブ「コゲどこだ!・・これは?」

シロカブ「この絵はコゲのだよな?チューリップ?庭か!」

シロカブ「おっ!いたいた!」

シロカブ「よーし!こっそり先回りしてビックリさせよう♪」

ダッ
シロカブ「コゲ待ってろよ〜」


スタタタッタ
シロカブ「〜♪」

シロカブ「コゲ!」
コゲ「・・えっ?」

コゲ「・・あれ?・・シロの声がした」

シロカブ「コゲのやつキョロキョロしているな♪」

シロカブ「お!この花は、хорошо!(ロシア語:素晴らしい!)」

シロカブ「綺麗だな〜」
グウゥゥゥ〜・・
シロカブ「でも空腹は満たされないな・・」

シロカブ「コゲ!」
コゲ「シロ・・どこ?・・あっ、いた!」

コゲ「シロも花を見にきたの?」

シロカブ「ああ!この赤いの気にいったぜ!高く売れそうだ♪」
コゲ「シロ・・この花は売らないよ。」

シロカブ「コゲ花を売ってピロシキ食べようぜ!」
コゲ「・・ニェット!(ロシア語:ノー!)」

コゲ「〜♪」

シロカブ「(コゲのやつ本当に花が好きなんだな)」

シロカブ「(あんなにニコニコして)」
コゲ「・・シロどうしたの?」

シロカブ「なんでもない。オレ食堂に行ってくるぜ。」

コゲ「〜♪」
冬前に球根をそろえて植えたちょもよ。だからチューリップの列が出来てコゲ嬉しそうだったちょも!
シロカブも花の良さが解ってきたみたいちょもね。
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