6がつ23にち  チョロのトランシーバー
梅雨が続いて雨の日が多いちょもね。今日は晴れているちょもよ。
朝からチョロの姿が見えないちょもよ!どこに行ったちょもかね?

ガサゴソ
ここはチョロたち子供たちの秘密基地(ロフト)です。
チョロ「何かおもちゃないなかなぁ?」
タオ「無線機発見であります!」

チョロ「むせんき?」
タオ「トランシーバーとも言うであります!」

チョロ「えっ!これのこと?」

チョロ「けーたい電話みたい♪」
タオ「これはペア(二つセット)で使うのであります!離れた相手と通話ができるのであります!」

タオ「『何々ですどうぞ』と話してから相手の言葉を聞くのであります。」
チョロ「そうなんだ。わかった!」

タオ「自分はトレーニングの時間なので失礼するであります!」
チョロ「わかった!」

チョロ「タオ。バイバーイ!」

チョロ「誰とトランシーバーで遊ぼうかなぁ!」

チョロ「あっ!チョッポくんだ♪」

チョッポ「あれ?ロフトの階段が降りてる?」
チョロ「チョッポくーん!」

すたたたった
チョロ「チョッポくん。遊ぼう♪」

チョッポ「ごめん。洗濯物を干さないと。」
チョロ「待って!」

チョッポ「?」

チョロ「離れていても遊べるんだよ!」
チョッポ「何の事?」

チョロ「トランシーバーだよ!」
チョッポ「あぁ!無線機ね。漁師さんも船や市場で使っていたよ!」

チョロ「こっちをチョッポくんにあげるから応答してね。」
チョッポ「うん。」

チョロ「ここを押して。『どうぞ』って言うのね!」
チョッポ「オッケー!」

チョロ「チョッポくん聞こえますか。どうぞ?」

チョッポ「こちらチョッポ。聞こえます。どうぞ。」

チョロ「やった!ちゃんと聞こえた♪」

シーッシーッ
チョロ「今日のお昼は何ですか。どうぞ?」

チョッポ「冷やし中華を作ろうかな。」
チョロ「トランシーバーで答えてください。どうぞ♪」

チョロ「冷やし中華です。どうぞ!」

チョロ「コロッケが食べたいです。どうぞ?」

チョロ「オレンジジュースも欲しいです。どうぞ?」
チョッポ「こんなに近くなら直接話そうよ。」

チョッポ「ボク家事仕事があるから。またね。」

チョロ「チョッポくん!行っちゃった。」
5分後

チョロ「あっ!トランシーバーは離れても使えるんだよね!」

チョロ「こちらチョロです。チョッポくん。どうぞ?」
シーッシーッ

チョッポ「チョロ!まだ忙しいです。どうぞ。」

チョロ「チョロと遊ぼうよ!どうぞ♪」
チョッポ「手が離せません。どうぞ!」

チョッポ「秘密基地で・・・いれば・・どうぞ。」
チョロ「あれ?秘密基地?」

チョロ「わかった!秘密基地で待ってるね!どうぞ♪」
シーッシーッ

チョロ「あれ?チョッポくん。どうぞ?」

チョッポ「あぁ、もう!チョロはしつこいなぁ!」

チョッポ「早く洗濯物を干さなきゃ!」

チョロ「・・・どうぞ?・・チョッポく・・うぞ?」

チョロ「・・チョッポくん。どうぞ?」

ドン「おや?これは何なのですか?」

ドン「・・・ケータイ電話の落とし物ですか?・・」
チョロ「だれ?…ドンだ♪」

チョロ「ドン聞こえますか?どうぞ?」
ドン「あれ?チョロの声がするのです!」

チョロ「ドン聞こえますか?どうぞ?」
ドン「このケータイ電話から聞こえたのです!」

ドン「チョロですか?」

チョロ「ドン!それはケータイじゃなくてトランシーバーなの!」
ドン「とらんしーばぁ?何の事ですか?ちょもはここに居ないのです。」

チョロ「えっとね。チョロの声が聞こえたら『どうぞ』って言うのね。」

ドン「?・・・・・どうぞ?」
チョロ「ちがうよ!ドン。そうじゃなくて〜」

チョロ「えっとね、トランシーバーはね・・・」
ドン「チョロごめんなのです。ドンはトイレに急ぐのです!」

チョロ「・・・どうぞ?・・ドン・・うぞ?」

シロカブ「おっ!無線機じゃんか!この家にもあったのか。」

チョロ「・・・ドン。どうぞ?聞こえますか?」
シロカブ「フッ…なるほどな。」

シーッシーッ
シロカブ「こちらKGBのアレキセンダーだ。作戦は成功した。どうぞ。」

チョロ「シロカブ!聞こえるよ。どうぞ♪」

シロカブ「コゲを見たか?どうぞ。」

チョロ「今日は見ていないです。どうぞ♪」

シロカブ「了解した。どうぞ・・・(チョロの良い遊び相手が来たな!)」

海の子供たち3人組です。
ペン太「きのうの宇宙人みた?」
ぽんず「テレビのでしょ?みたわよ!」

シロカブ「チョロまたな!」
シーッシーッ
チョロ「・・・シロカブ応答せよ。どうぞ?」

ぽんず「これ何だろう?」
ペン太「何か音がする」
くり坊「こわい」
チョロ「・・・・・」

ぽんず「落とし物かしら?」
くり坊「ピンクだ」
ペン太「おんなのひとの?」

ペン太「聞いてみる?」
ぽんず「やめなさいよ!」
くり坊「もしもし?」

シーッシーッ
チョロ「聞こえますか?どうぞ。」

3人組「うわーっ!宇宙人だーっ!!

チョロ「こちらチョロです。そちらは誰ですか?どうぞ。」

ペン太「えっと・・・ボクはペン太。」
チョロ「ペン太?あー!ウッティの友達のペン太くんだ!」

ペン太「えっ?宇宙人さん。ボクを知っているの?」

くり坊「あのね。知らない人と話しちゃダメって、ウッティお姉ちゃんが」
ペン太「そうだった!」

チョロ「チョロは宇宙人じゃないよ。どうぞ?」
ぽんず「怪しいわよ!」
くり坊「ぼくこわい」

ぽんず「これ宇宙人よ!」
ペン太「しってる!テレビでみた!」
くり坊「ぼくもテレビ!」
チョロ「・・・・・」

チョロ「あのね・・・ボクは・・・」
シーッシーッ

3人組「宇宙人だ!にげろーっ!!

シーッシーッ
チョロ「ペン太くん。応答せよ!」
10分後

チョロ「・・・どこか行っちゃった。」

チョロ「誰か聞こえますか?応答してください。どうぞ?」

チョロ「誰もでないや・・・」

チョロ「つまんない。」
30分後

ちょも「ん?これは何ちょもか?」
ウッティ「私のケータイじゃないよ。」

シーッシーッ
チョコ「変な音がする。」

??「・・・ぐすん・・」
チョコ「何だろう?」

チョロ「・・・誰もチョロと遊んでくれない・・」
チョコ「チョロの声が聞こえるよ!」

ちょも「ロフト(秘密基地)の階段が降りているちょもよ!」
ウッティ「チョロは上ね!」

シーッシーッ
ちょも「チョロ聞こえるちょもか?どうぞちょも?」

チョロ「うえーん!」

ちょも「チョロ聞こえるちょもか?」
チョロ「・・・・あれ?」

チョロ「今ちょもの声が聞こえたよ♪」
ちょも「チョロ聞こえるちょもか?」

ちょも「返事するちょも。どうぞちょも。」
チョロ「ちょもだ♪

ちょも「可愛いチョロ聞こえますか?どうぞちょも。」

チョロ「聞こえますどーぞ♪」

ウッティ「チョロ降りて来て!下でみんなで遊ぼうよ!どうぞ♪」
チョロ「ウッティ〜!」

ウッティ「早く降りて来なさい。どうぞ!」

チョコ「チョロー!お菓子食べながら遊ぼうよ!」

チョロ「みんなー!」
ちょも「出て来たちょも。」

チョロ「今階段を降ります。どうぞ♪」
ちょも「無線はもう切るちょも。どうぞちょも。」

チョロ「〜♪」

すたたたった
チョロ「おまたせ♪」

ウッティ「走ったら危ないでしょ!」

チョロ「あと2段です。どーぞ!」
チョコ「もう無線はいいよ♪」

ちょも「チョロ何で一人で遊んでいたちょもか?」
チョロ「ちょも!あのね・・・えっとね。」

チョロ「うわぁーん!寂しかったよぉ〜!
ウッティ「あらあら。」

ちょも「もう大丈夫ちょもよ♪みんなで遊ぼうちょもよ。」
チョロ「うん!」

ちょも「4人集まったから久しぶりにトランプするちょもか?」
ウッティ「いいわね!」
チョコ「ババ抜き?」
チョロ「ポーカーしようよ!」

ウッティ「今日はクッキーとビスケットがあるよ。」
チョロ「チョロはコロン食べたい!」

この後トランシーバーは、シロカブとコゲの連絡手段として役に立つのでした。
この後みんなでお菓子を食べながらトランプで遊んだちょもよ♪
みんなは何をして遊んでいるちょもか?
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