12がつ1にち  じゃがまるくん
せっかく知り合ったのにレタス子の所へ行ってしまうというじゃがまるくん。
お昼までは一緒に過ごすことになったんだけれども・・


シラタマ「叔父さん。ダイフク。スペシャルシュークリームだよ♪」
ダイフク「すごいや!でも2つしかないんだね・・」
ダディ「ボクはいらないから2人でお食べなさい」


チョロ「ダイフッくんそんなのでお腹すかないの?」
ダイフク「うちはモーニングは食べずにデザートで済ます日もあるんだ」
チョロ「へぇ〜!」
※チョロはダイフクの名前を間違えて覚えています。


ズズズッ!
チョコ「しゅ!しゅ!しゅ!しゅーくり〜む♪」


シラタマ「チョコくん。これはぼく等の朝食だよ。」
チョコ「えー!チョコにも分けてよ〜!」


チョコ「チョコも食べたいのー!」
じゃがまる「アイツなに他人の食べたがっているんだ?」


チョッポ「じゃがまるくん。朝ご飯お待たせ!」
じゃがまる「えっ?オイラに作ってくれたのかい!嬉しいねぇ〜」


チョッポ「はい。お赤飯!召し上がり〜」


じゃがまる「わるいね!じゃありがたくいただくよ!」
チョッポ「うんうん!冷めないうちにどうぞ!」


チョコ「クンクン・・!!あずきのニオイがする♪」


じゃがまる「モグモグ・・こりゃうめぇなぁ!」
チョコ「あっ!赤飯だーー!!」


ズズーーッ!
チョコ「お!お!お!おせきは〜ん♪」
じゃがまる「なっ!なにするんでい!」
チョッポ「チョコ!」


チョコ「ちょっとちょうだい♪」
じゃがまる「これはオイラの朝飯だぞ!わっ!!」


ムシャムシャ
チョコ「うまうま♪」


モグモグモグ
チョコ「おいしぃ!!」


じゃがまる「なっ!なにするんでい!」
チョコ「えっ?ダメなの?」


じゃがまる「もうほとんどねえじゃんか!」
チョコ「えっ?おいしよ?」


グイ!
じゃがまる「・・・・・・・」
チョコ「ん?ん?」


ズガッ!
チョコ「わっ!!」
※じゃがまるくんは石頭なのです。



じゃがまる「おもいしったか!この食いしん坊!!」
チョコ「・・・」
チョッポ「じゃがまるくん。オカワリ持ってきたよ!」


じゃがまる「本当に?ありがてえ♪」
チョッポ「チョコは悪気ないんだよ。だから許してあげなよ。」


じゃがまる「あぁそうなの?でもなぁ・・」
チョッポ「まぁまぁ。」


チョコ「…う〜ん。…う〜ん。…」
チョロ「チョコ凄い音したけどどうしたのさ?」


チョコ「…う〜ん。…う〜ん。…」


ダイフク「おいしいよ!ダディも食べなよ!」
ダディ「ボクはいいからお食べなさい。」


こうしてこの日の朝食の時間は過ぎていきました


じゃがまる「チョロくん!オイラと外に遊びにいかない?」
チョロ「いいよ♪」


チョロ「チョコ。一緒に外に出て遊ぼうよ!」
チョコ「やだよー!!」
じゃがまる「ムッ・・」


チョコ「外は寒いからやだよ!」
じゃがまる「寒くなんかないさ!行こうよ!」
チョコ「やだよー!!」


グイ!
じゃがまる「ほら!コタツから出ろってばさ!ほら!」
チョコ「やだ!!」


グイ!グイ!
じゃがまる「あんがい強情なやつだな!」
チョコ「コタツでいいじゃん!」


チョコ「もうはなしてよ!ネコはコタツで丸くなるって言うでしょ!」
じゃがまる「ムッ・・」


スサササッ!


あせ!あせ!
じゃがまる「チョロくんチョコを引っ張り出すのに手貸し手くんねぇか?」
チョロ「わかった♪」


バタ!バタ!
じゃがまる「それ!」
チョロ「それ!」


グイ!グイ!
じゃがまる「よーし!引っ張り出したぞ!」
チョロ「やったね♪」


グイ!グイ!
チョコ「コタツでいいじゃん!」
じゃがまる「ネコがコタツで丸くなるなんて嘘だ!」
チョコ「何言ってるの?」


じゃがまる「いいから見てな!」
チョコ「?」


チョロ「じゃがるんくん服脱いでさむくないのかなぁ?」


ガラガラガラ!
じゃがまる「よいしょ!」
チョコ「窓開けちゃだめだよ!部屋が寒くなるよ!」


ガラガラガラ!
じゃがまる「ネコでも寒さに強いんだ!」


ダイフク「さむいよ!ダディ!」
ダディ「なんて悪い子なんだ親の顔が見てみたいもんだ!」

びゅ〜ぅ!

ガタ!ガタ!
じゃがまる「どうだ!ネコも寒さに強いんだ!」


ダディ「キミ!いいから早く閉めなさい!」
シラタマ「うぅ・・さむいよ〜」


チョロ「じゃがるんくん!さむいでしょはい服♪」
じゃがまる「そんなことないさ!・・グズッ」

10分後

ガタ!ガタ!
じゃがまる「うぅ・・・・グズッ」


じゃがまる「ハナが・・グズッ」


ふらふら・・
じゃがまる「頭がくらくらする〜」


バタッ

数時間後

じゃがまる「…う〜ん。…う〜ん。…」


チョッポ「気がついたようだね!もう日が暮れるから今日は泊まっていきなよ」
じゃがまる「はやく行かないと。すまねぇ・・みんなに迷惑をかけちまって」


チョッポ「温かいうちにこれを召し上がれ!それじゃオヤスミ」
じゃがまる「オイラお吸い物大スキなんでぇ。ありがとな。」


ずずーっ


じゃがまる「さてと・・」


じゃがまる「気持ちはありがてぇが長居はできねぇ・・」


じゃがまる「うぅ・・目が回る・・」

やーきいもー♪いし・・

チョコ「あっ!!」
スタタタッ
ちょも「チョコどうしたちょも?」


やーきいもー♪いし・・
チョコ「あっ!やっぱり焼きイモ屋さんだ!」


チョコ「あれ?!」


チョコ「じゃがまるくん!!」


スタタタッ!
チョコ「じゃがまるくーん!」
じゃがまる「………」


グイッ!
チョコ「うんしょ!」
じゃがまる「…う〜ん。…う〜ん。…」


ちょも「チョコどうしたんだ?!」
チョコ「イモ買えなかった〜(涙」
サオトメ「ちょもさん!じゃがまるさん気を失っているみたいですよ!」
チョッポ「早く布団に寝かせよう!」

午前4時50分起床

じゃがまる「…う〜ん。…う〜ん。…」


じゃがまる「…う〜ん。…う〜ん。…」


じゃがまる「…はっ!…早く行かないと!・・あっ!あれ書かなきゃ」


キュッキュ
じゃがまる「・・これで良しっと」


じゃがまる「じゃあなみんな。たっしゃでくらせよ。」



ギィ・・
じゃがまる「あばよ・・」



びゅー
じゃがまる「やけにさみぃな・・グズッ・・」

午後6時30分ちょも族起床

サオトメ「みなさん!大変です!これを見てください!!」
ちょも「なんだちょも?」


チョコ「ちょも何て書いてあるの?読んでよ〜」
ちょも「わかったちょもよ!」


みんなへ

おいらはたのしかったよ

またな!
           じゃがまる


ちょも「それとチョコに串団子あげるって書いてあるちょもよ・・」


サオトメ「そういえば夜にトイレに行った時にじゃがまるさんに会いましたよ!」
ちょも「ほんとちょもか?!」


ひそひそ
サオトメ「寝る前にジュース飲まなきゃよかった・・夜中のトイレは恐いですぅ〜」


じゃがまる「おっ!」
サオトメ「あれ?じゃがまるさんもトイレですか?」
じゃがまる「そうさ!ちょっとな・・おやすみ」
サオトメ「おやすみなさい。」


サオトメ「きっとあの時出掛けたんだ!」
ちょも「じゃがまるくんは食べもの持ってないんじゃないちょもか?」


チョッポ「大丈夫だよ!」
ちょも「えっ?」
チョッポ「じゃがまるくんが何時出ていってもいいように昨晩オニギリを入れておいたよ!」
ちょも「さすがチョッポくん!」


チョッポ「おかか好きかなぁ?。」


チョッポ「これでよしっと。」


チョコ「じゃがまるくん・・」


ちょも「チョコお別れ言いたかったちょもか?」
チョコ「うん・・」
サオトメ「チョコさん泣いていますよ!」
チョッポ「シッー!!」


チョコ「じゃがくん・・グスッ」

チョコちょっぴり可哀想だね・・でもまたいつか逢えるハズだよ!元気だして!


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