ぐぐぐっ
ダイフク「うぅ・・」
タオ「次は左手を伸ばすであります!」
ダイフク「やーめた!」
タオ「ダイフク隊員!どうして途中で放棄する!?」
ダイフク「タオ。これはウォール・クライミングじゃないよ。」
タオ「向こうのパン吉殿も挑戦しているのであります!」
ダイフク「飾りつけで旗に手が届かないから、ああして頑張っているんだよ。」
タオ「そうでありましたか・・」
グラグラ・・
ダイフク「あっ!あぶない!(ボクもう見ていられないよ・・)」
パン吉「もう少し前です!」
バタ雄「パン吉早くしろよ!」
マガーリン「オマエ本当にのろまだな!」
チョロ「かぼちゃマン登場♪」
ちょも「チョロはもう、かぼちゃマンに仮装しているちょもか?」
チョロ「今日ハロウィンでしょ?」
ちょも「まだ早いちょもよ♪」
ちょもたちは月末のハロウィンの準備をしているようですね。
ドン「ちょも〜!」
ちょも「ドンどうしたちょもか?」
ドン「ハロウィンより先に準備してほしいことがあるのです!」
ちょも「何ちょもか?」
ドン「来週はドンのパパの誕生日なのです♪みんなで祝って欲しいのです!」
ちょも「あぁ〜けんもちくんのバースデーちょもよね。わかったちょも。」
サオトメ「・・・」
ちょも「ちょもは今ハロウィンの準備で忙しいちょも。」
ドン「えっ?・・・ちょも!」
ドン「パパのパーティのほうが先なのです!」
ちょも「後でするちょもよ〜」
サオトメ「・・・」
ドン「ちょも!」
ちょも「チョロはデビルやらないちょもか?」
チョロ「今年は、かぼちゃマンなの♪」
ドン「ちょも・・どうしてドンの話を聞いてくれないのですか?」
モーモ「ニャオ〜!」
ドン「モーモ?」
モーモ「ニャ?」
ドン「ん?なんの生地ですか?」
モーモ「ニャオ!」
ドン「とにかく・・ドンは怒っているのです!!」
プンプン!
ドン「もう知らないのです!!」
サオトメ「ちょもさん!まずいですよ!」
ちょも「わかっているちょも。」
ちょも「ドンと一緒にけんもちくんのバースデーの準備をしたらバレちゃうちょも!」
ダイフク「でも、ドンは傷ついていると思うよ!」
タオ「隊長!この作戦は少し荒いように見えます!」
ちょも「ドンごめんちょも。まだ秘密ちょも。」
ドン「みんなしてハロウィンばっかりなのです!」
ドン「あっ!庭に誰かいるのです!」
ドン「ムームーくん!」
ムームー「タラリラッタ〜♪」
ムームー「ハロウィン。カミング〜♪」
ドン「・・・・」
ドン「チョッポくん。パパのバースデーに美味しい料理を作って欲しいのです!」
チョッポ「今作っても腐っちゃうよ。」
ドン「今日じゃないのです。あれ?その手に持っているのは何ですか?」
チョッポ「あっ!(しまった!見られたらマズイ!)」
チョッポ「それよりドンがパパに手作り料理を準備したら?」
ドン「ドンがですか?・・・カレーを作りたいのです。」
チョッポ「一人で作れそう?」
ドン「無理なのです・・」
チョッポ「ボクはハロウィンの準備があるから行くね。」
ドン「チョッポくん!」
ドン「チョッポくん!待って!」
チョッポ「(ドンごめん!)」
ドン「チョッポくんまで・・」
ドン「みんな。ドンやパパの事キライなのですか・・」
ドン「ドンみなんなのこと好きなのに・・」
ムー太「ドン!どうしたの?」
メー子「泣いているの?」
ドン「ムー太!メー子!」
ドン「みんな、ひどいのです!」
メー子「ちょもがそんなことしたの?」
ドン「パパのバースデーの準備はドン一人でするのです!」
メー子「そっか・・じゃぁまずはプレゼントよね。」
ムー太「今からじゃプレゼントの注文も間に合わないよ!」
ドン「おこづかいもないのです・・」
メー子「プレゼントか〜」
メー子「私に、いいアイディアがあるわ!」
折り紙のサンドイッチ?
シラタマ「そうそう!ドン。そこをうらに折って・・」
カサカサ
ドン「こうですか?」
シラタマ「ちがうちがう!こうして・・」
メー子のアイディアは折り紙をプレゼントすることのようですね。
シロカブ「・・・」
シロカブ「・・これ売れるぞ!」
シロカブ「これ広場で子供たちに売るのか?俺が買い取って売ってくるよ!」
シラタマ「売らないよ。これはバースデープレゼントにするんだよ。」
シロカブ「プレゼントってただであげるのかよ!・・俺は売り物を作るぜ!」
シロカブは器用なので折り紙をもうマスターしたようです!
ちょも「ドンは折り紙でプレゼント作るみたいちょもね」
サオトメ「ドンさんガンバっていますね。」
ジャック「ちょも。いいのか?彼には少し気の毒だよ。」
ちょも「サプライズパーティの為ちょも!」
モゾモゾ
ドン「うまくいかないのです!」
ドンがんばれ!
ちょも「ドン。大好きちょもよ!」
サオトメ「ボクもです!」
ドンごめんちょも!来週までパーティーのことは秘密ちょも!
ちょもたちも急いで準備するちょもよ!