10がつ31にち  はろうぃん2010前編
今日はハロウィンパーティーちょも!
毎年部屋を飾りつけて、みんな楽しんでいるちょもよ〜!


わいわいがやがや
パーティー会場の部屋は子供たちの声でにぎわっています。


コッペ「う〜ん♪」
パン吉「コッペくん来ましたね!」


サオトメ「楽しみですね!」
ペン太「いっぱい、おかし!」

ハロウィンと言えばおなじみのこの子の登場です。

チョロデビル「うはははっ!とりっくおあとりーと!」


チョロデビル「あっ!ダディだ♪」


ダディ「ハッピーハロウィン♪」


チョロデビル「とりっくおあとりーと


ダディ「フフフ♪チョロくんは元気だね〜」


ギュウギュウ
ゴルちゃん「うごいて!象さん!」
聖獣「パオーン」


チョモタロウ「ゴルちゃんダメ!それはボスの聖獣だよ!」
ゴルちゃん「象さん♪」


チョモタロウ「チョモスケも手伝ってよ!」
チョモスケ「ゴルちゃん。その象さんは特別なんだよ。」
聖獣「パオーン」
ゴルちゃん「?」


チョロデビル「とりっくおあとりーと!」


ダディ「このお菓子で良いかな?」


ジャック「う〜む。やはり問題だなぁ・・」


チョモスケ「ジャック何が問題なのさ?」
ジャック「スケ&タロウ。ボスはどこに?」


チョモスケ「ボスは忙しくて今日はパーティーには来れないって。」
チョモタロウ「ボスいなくて気楽だよね。」
ジャック「ムッ!」


ジャック「スケ&タロウ。あの子猫を見てみろ。」
チョモタロウ「子猫?」


チョモスケ「チョロのこと?」
ジャック「子猫の名前はチョロというのか。ナルホド。」


ジャック「問題はあの角だ。」
スケ&タロウ「角?ヘアバンドのことかな?」


チョモスケ「あれはパーティーの仮装だよ。」
チョモタロウ「悪魔役の角だよね。」
ジャック「その角は『デビルの角』だ。夜の0時までに外さないと、あの子猫は本当の悪魔になってしまうぞ!」


スケ&タロウ「エッーマジで!!
ジャック「マジだ。『デビルの角』には魔力がかかっているのダ!」


チョモスケ「どどどどうしよう!」
チョモタロウ「ボスなら何とかしてくれるよ!」
ジャック「ボスはご不在なんだろ?これは我々だけで解決するのダ!」


ジャック「ところであの白い猫は何者ダ?」


ゴルちゃん「?」


チョモスケ「彼はゴルちゃんと言います。ボスの信頼も得ているかしこい猫です。」
ジャック「ボスの信頼だと!オマエたちとちょも以外にもいたのか!!」


チョモタロウ「ゴルちゃん!聖獣から降りて!」
ゴルちゃん「あははっ♪」
チョモスケ「ゴルちゃん!」


ジャック「本当にボスに信頼されているのか?」
チョモスケ「そうだよ。不思議なんだけどね。」
ジャック「ゴルちゃん。我々の作戦に参加するかね?」


ちょも「Yes! It' all right!


すたたたった
チョロデビル「うはははっ!」


ジャック「チョロデビルを追うのダ!」
ゴルちゃん「チョロまてー!」


チョモスケ「マテー!」
チョモタロウ「マテー!」


どたどた
ダディ「おや?彼らはハロウィンパーティーに参加しないのかね?」

数分後

チョモタロウ「これでよし!」


ジャック「獲物が来たらヒモを引くのダ!」
ゴルちゃん「Ok !」


ジャックたちは夜の0時までにチョロデビルを捕まえるために罠を作ったようです。
この罠はジャックの発案です。


ジャック「お菓子に釣られてきたら捕獲ダ!」
チョモタロウ「罠のセンスが古いよね。」
チョモスケ「だね。」
ジャック「ムッ!」


モゾモゾ
さっそく罠に獲物がかかりました!この尻尾の色はチョロに違いありません!


チョモタロウ「ゴルちゃん!ヒモを引いて!」
ゴルちゃん「エイッ!」


パタン・・
ゴルちゃん「つかまえた。」
ジャック「フフフ。作戦はシンプルでいいのだ!」


ゴルちゃん「あれ?チョロあそこにいるよ!」
ジャック「そんなバカな!?」


チョロデビル「うはははっ!」
シロカブ「ダメだ!このお菓子はあげないぜ!」


チョロデビル「とりっくおあとりーと!」
シロカブ「ニィエット(No)!これは俺とコゲの夜食だ!」


チョモタロウ「じゃあここにいるのは誰?」
チョモスケ「開けてみよう!」


ズズッ
チョモスケ「あっ!」


ジャーン
クタ「クーン・・」


チョモタロウ「クタ!めっちゃ痩せているじゃん!」
チョモスケ「そのお菓子食べて良いよ!」
クタ「クーン♪」
ジャック「第一作戦は失敗か・・」


その頃パーティー会場では


子供たち「チョコだ!


チョコ「あ!きたきた!」


サオトメ「チョコさーん!お菓子ください♪」
とりっくおあとりーと!


ペン太「おかしちょーだい!」
コッペ「う〜ん♪」
チョコ「コッペくんだ♪」


チョコ「みんなで食べてね。」
コッペ「うーん!」
パン吉「これは・・」


パン吉「温泉まんじゅう?」
コッペ「^^」


チョロデビル「ちょも〜!とりっくとりっく〜!」
ちょも「チョロ!悪魔の仮装が似合っているちょもね!」


ドン「お菓子はドンがあげるのです。」
チョロデビル「お菓子はいらないよ。」


ウッティ「あれ?チョロお菓子全然ないじゃない?」


チョロデビル「お菓子よりイタズラの方が楽しいもん♪」
ウッティ「まぁ!」
ちょも「チョロらしいちょもね。」


チョロデビル「とりっくおあとりっく〜!」
すたたたった


ジャック「本当に任せても良いのだな?」
ゴルちゃん「うん!」


ジャーン
第二作戦はゴルちゃん発案の罠になりました。
チョモスケ「ゴルちゃん。この罠かっこいいね!」


ゴルちゃん「飾りつけOK〜」


ちょも「みんな何しているちょもか?」
チョモタロウ「ちょも元気!あっそうそう。チョロ見なかった?」


ちょも「チョロならさっきまでこの部屋にいたちょもが出ていったちょもよ。」
チョモタロウ「マジで!(作戦失敗だ・・)」


くり坊「おかしだ〜」
チョモスケ「食べていいよ〜」


サオトメ「あっ!」
ゴルちゃん「No!


サオトメ「穴の中にお菓子があった!」


サオトメ「みんな!ここにお菓子がありますよ〜!」
ゴルちゃん「No ! No !」
第二作戦も失敗のようですね。

『デビルの角』の捕獲作戦は連続で失敗。
ジャックたちは夜の0時までにチョロデビルから角を取り上げる事ができるのでしょうか?
続きは後編で。


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