4年ぶりに節分の豆まきをしたちょもよ!
この後。二人は床に落ちた豆を一つ残らず食べました。
わいわい
普段はコタツに居るチョコが大好きなじゃがまるが尋ねて来たのでコタツから出てきました。
ムー太とメー子も同じ田舎猫のじゃがまるに会えて嬉しそうですね。
チョッポ「鬼のお面持ってきたんだね。」
じゃがまる「うん。今日はオイラが鬼役になるぞ!」
サオトメ「ボクも赤鬼になります♪」
ゴルちゃん「アカオニ?」
チョコ「豆も用意したもんね♪」
メー子「チョコ。準備がいいわね!」
デンデン♪
ちょも「ちょもはデンデン太鼓ちょも」
じゃがまる「ちょも良い太鼓だな。」
チョッポ「あははっ!」
チョッポ「それじゃ。ボクは恵方巻きの準備をしてくるよ。」
じゃがまる「チョッポくん。ムー太とメー子の分も頼むな!」
ムー太「ちょも。都会でも節分に豆まきするんだね。」
ちょも「そうちょもね。ちょもたちも久しぶりちょもよ!」
じゃがまる「オイラ鬼になるからムー太もメー子も豆をぶつけていいぞ!」
メー子「おもしろそうね!」
ムー太「田舎だと庭先に豆をまいてたよね。」
ちょも「じゃがまる。サオトメ。鬼役がんばるちょもよ!」
デンデン♪
じゃがまる「まかせなって!」
サオトメ「ガオー!」
どんな豆まきになるのでしょうか。
ゴルちゃんは鬼の存在と食べ物の豆をまく行為が不思議でなりません。
ゴルちゃん「why ?」
赤鬼じゃが「わっはっはは!」
ちょも「じゃがまるの鬼は迫力があるちょもね!」
チョコ「ちょも。豆あるよ。」
ムー太「よーし!」
ムー太「鬼は〜外!」
パラパラ
赤鬼じゃが「まだまだ平気だぞ〜!」
ちょも「ちょもも投げるちょも!」
ちょも「おには〜そとちょも!」
パラパラ
シロカブ「おいコゲ。ちょもたちは何をしているんだ?」
コゲ「・・・。」
シロカブ「食べ物をじゃがまるにぶつけているぞ?」
コゲ「・・・うん。」
シロカブ「何で豆を捨てたりぶつけているんだ?」
サオトメ「これは日本のえーと・・お祭りです。」
チョコ「シロカブもやってみる?」
赤鬼サオトメ「ガオー!」
コゲ「!!」
コゲ「こ わ い」
シロカブ「この豆捨てるくらいなら俺がいただくぜ!」
チョコ「シロカブ。ハートの服だね♪」
シロカブ「スーツはクリーニング中だ。あまりジロジロ見るなよ!」
赤鬼じゃが「悪いこはどこだ〜!」
ちょも「うわっ!すごい顔ちょも!」
じゃがまるとサオトメのガンバリのおかげで豆まきは無事に終わりました。
ゴルちゃんは天気が良いのでゴルフをしに出かけたようですね。
メー子「都会の豆まきも楽しかったわね!」
ムー太「うん♪」
ぎゅっぎゅ
チョッポ「よ〜し」
チョッポ「できた!」
チョッポ「恵方巻き3人前!」
ドン「チョッポくん何を作っているのですか?」
チョッポ「恵方巻きだよ♪」
チョッポ「ドン持って行ってくれる?」
ドン「わかったのです!」
ドン「お待ちどーなのです♪」
チョッポ「遅くなってゴメンね〜。」
ドン「ど〜ぞなのです!」
サオトメ「美味しそうですよちょもさん!」
ちょも「これはムー太とメー子にあげようちょも。」
サオトメ「すごく美味しそうですよ!」
ちょも「じゃがまるからムー太たちへのプレゼントちょもよ。」
サオトメ「そうなんですか。」
じゃがまる「これ食べおてくれよ。」
メー子「いいの?」
ムー太「みんなの分は?」
じゃがまる「みんなは別の昼飯があるから大丈夫だ。」
じゃがまる「オイラも田舎から事情があって都会に出てきたんだ。だから今の二人が辛い事も分かるぞ」
メー子「じゃがまる・・」
じゃがまる「オイラ二人には、これ食べて元気だして欲しいんだ」
メー子「・・うぅ」
メー子「うわぁ〜ん!」
ムー太「メー子。」
じゃがまる「泣かないでくれよ。」
じゃがまる「ムー太。メー子。今年は『西南西やや右』だってよ!」
ムー太「うん!」
メー子「・・じゃがまるありがとう。食べましょう!」
恵方巻の食べ方は、その年の恵方の方角に向かって、切らずに、無言でお祈りながら少しずつ食べるようです。
じゃがまる「うぐんぐ・・もぐもぐ(みんな健康だといいよな!)」
ゴルちゃんやシロカブには豆まきや鬼はよく分からないらしいちょも。
じゃがまるのおもいやりの心でムー太とメー子が笑顔になれて良かったちょもよ♪
シロカブ「豆を捨てるなんて、どれだけ裕福なんだよ!」
チョコ「鳩みたいな気分。ポッポポ」