10がつ7にち  秋が来たちょも
先週まで暑かったちょもが急に秋になって肌寒いちょもね!
じゃがまるが見せたいものがあるって言っているちょもよ!何ちょもかね?


じゃがまる「どうだ?ちょも凄いだろ!」
ちょも「ドングリがいっぱいちょも〜!」


毬栗(イガグリ)にドングリにホオヅキですね。


ちょも「山に行って取って来たちょもか?」


じゃがまる「朝一で山に行ってきたんだ!」
ちょも「へぇ〜」


じゃがまる「散歩気持ち良かったよな!ちゃちゃまる!」
ちゃちゃまる「うん!」
ちょも「そうちょもか〜」


ちょも「ちょもも山に行きたくなってきたちょも!」
じゃがまる「サオトメと行ってくるといいよ!」


トントン
ちょも「ん?」


ちょも「わっ!チョモスケ!」
チョモスケ「やぁちょも元気!?」


チョモスケ「あのさ。お供え物いっぱい貰ったから、ボスから御裾分けだよ♪」
ちょも「ありがとうちょも!」


ちょも「これは後で皆で食べるちょもよ。」
ちゃちゃまる「カプリコだ!おいしそう!」


チョモスケ「ねぇじゃがまる。」
じゃがまる「何だい?」
チョモスケ「じゃがまる!この毬栗もらっても良いかな?」


じゃがまる「栗かい?オイラ別にかまわねえよ。」
チョモスケ「助かるよ!ボスがどうしても毬栗を拾ってきて欲しいって言ってたから。」
じゃがまる「そうかい。毬栗でもドングリでも好きなだけ持って行きなよ。」


ちゃちゃまる「ちょも兄ちゃん!何時に食べるの?」
ちょも「3時のおやつに皆そろって食べるちょもよ♪」


ズリズリ・・
チョコ「おっかし〜♪」


ガバッ
チョコ「やった♪」


ちょも「チョコ何しているちょもか!」
ちゃちゃまる「ダメなんだよ!3時に食べるんだよ!」


チョコ「どうして?」
ちょも「ボスからの頂き物は皆で仲良く食べる決まりちょもよ!」
ちゃちゃまる「3時のおやつまでガマンだよ!」
チョコ「いいじゃん!チョコ今食べたい!」


ちょも・ちゃちゃまる「ダメー!
チョコ「わっ!・・」
ガサゴソ・・


モーモ「ミャオ♪」
ちょも「モーモ!!」
ちゃちゃまる「これはダメだよ!」
モーモ「ミャ?」


モーモ「ミギャー!
ググググッグ
ちゃちゃまる「ダメなの!3時に食べるの!」
ちょも「ちゃちゃまる!」


モーモ「ミギャーオッ!
チョコ「モーモちゃん!やめてよ!」


ちゃちゃまる「つなひきなら負けないもん!」
モーモ「フゥー!フゥー!
じゃがまる「ちゃちゃまる!ケンカはダメだぞ!」


じゃがまる「二人とも腹が減っているなら柿でも食べな!」

その頃

チョモスケ「ボス喜んでくれるな〜?」


チョモスケ「早く戻らなきゃ!」
チクッ


チョモスケ「痛っ〜!・・毬栗運ぶの大変だなぁ。」


チクチク
チョモスケ「まともに歩けないよ!もーヤダよ〜!!」

モーモを始めちょもたちは本当にお菓子好きですね。
田舎猫のじゃがまるからしたら、お菓子にこだわるのは理解できないようです。
ちなみに、チョモスケに毬栗を運ばせたのはボスなりのお仕置き(ボスの饅頭を盗み食い)だったようです。


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