モーモを始めちょもたちは本当にお菓子好きですね。
じゃがまる「どうだ?ちょも凄いだろ!」
ちょも「ドングリがいっぱいちょも〜!」
毬栗(イガグリ)にドングリにホオヅキですね。
ちょも「山に行って取って来たちょもか?」
じゃがまる「朝一で山に行ってきたんだ!」
ちょも「へぇ〜」
じゃがまる「散歩気持ち良かったよな!ちゃちゃまる!」
ちゃちゃまる「うん!」
ちょも「そうちょもか〜」
ちょも「ちょもも山に行きたくなってきたちょも!」
じゃがまる「サオトメと行ってくるといいよ!」
トントン
ちょも「ん?」
ちょも「わっ!チョモスケ!」
チョモスケ「やぁちょも元気!?」
チョモスケ「あのさ。お供え物いっぱい貰ったから、ボスから御裾分けだよ♪」
ちょも「ありがとうちょも!」
ちょも「これは後で皆で食べるちょもよ。」
ちゃちゃまる「カプリコだ!おいしそう!」
チョモスケ「ねぇじゃがまる。」
じゃがまる「何だい?」
チョモスケ「じゃがまる!この毬栗もらっても良いかな?」
じゃがまる「栗かい?オイラ別にかまわねえよ。」
チョモスケ「助かるよ!ボスがどうしても毬栗を拾ってきて欲しいって言ってたから。」
じゃがまる「そうかい。毬栗でもドングリでも好きなだけ持って行きなよ。」
ちゃちゃまる「ちょも兄ちゃん!何時に食べるの?」
ちょも「3時のおやつに皆そろって食べるちょもよ♪」
ズリズリ・・
チョコ「おっかし〜♪」
ガバッ
チョコ「やった♪」
ちょも「チョコ何しているちょもか!」
ちゃちゃまる「ダメなんだよ!3時に食べるんだよ!」
チョコ「どうして?」
ちょも「ボスからの頂き物は皆で仲良く食べる決まりちょもよ!」
ちゃちゃまる「3時のおやつまでガマンだよ!」
チョコ「いいじゃん!チョコ今食べたい!」
ちょも・ちゃちゃまる「ダメー!」
チョコ「わっ!・・」
ガサゴソ・・
モーモ「ミャオ♪」
ちょも「モーモ!!」
ちゃちゃまる「これはダメだよ!」
モーモ「ミャ?」
モーモ「ミギャー!」
ググググッグ
ちゃちゃまる「ダメなの!3時に食べるの!」
ちょも「ちゃちゃまる!」
モーモ「ミギャーオッ!」
チョコ「モーモちゃん!やめてよ!」
ちゃちゃまる「つなひきなら負けないもん!」
モーモ「フゥー!フゥー!」
じゃがまる「ちゃちゃまる!ケンカはダメだぞ!」
じゃがまる「二人とも腹が減っているなら柿でも食べな!」
チョモスケ「ボス喜んでくれるな〜?」
チョモスケ「早く戻らなきゃ!」
チクッ
チョモスケ「痛っ〜!・・毬栗運ぶの大変だなぁ。」
チクチク
チョモスケ「まともに歩けないよ!もーヤダよ〜!!」
田舎猫のじゃがまるからしたら、お菓子にこだわるのは理解できないようです。
ちなみに、チョモスケに毬栗を運ばせたのはボスなりのお仕置き(ボスの饅頭を盗み食い)だったようです。