ドンが寝苦しいのは熱帯夜とセミのせいだけじゃないみたいちょもね。
ミ〜ンミンミン
ドン「今日も夜なのにセミが鳴いているのです・・」
けんもち「クーラー付けておくからお腹冷やさないでね。」
ドン「パパ〜お休みなのです♪」
ドン「・・スヤスヤ」
2時間後
↓
ミ〜ンミンミン
ドン「うぅ〜・・ウルサイのです!」
5時間後
↓
午前3時
ドン「やっと静かになったのです」
ドン「もう朝なのです・・」
ドン「セミが夜鳴くなんて初めてなのです・・ブツブツ」
ダディ「ドンくんおはよう♪」
ドン「ダディおはようなのです・・」
ダディ「おやドンくん顔色がよくないね。」
ドン「聞いて欲しいのです!」
ドン「さいきん寝苦しくて良く眠れないのです!」
ダディ「おや!それは大変だね〜!」
ダディ「じゃあドンくんにこの安眠メーメーちゃんを貸してあげよう!」
ダイフク「これ本当に気持ちよく眠れるよね♪」
ダイフク「どうしても寝付けないときは、目を閉じてメーメーちゃんを数えると良いよ。」
ダディ「今晩からこれを使うと良いよ。」
ダイフク「ドン大事に使ってね!」
ドン「二人とも、ありがとうなのです♪」
ドン「メーメーちゃんよろしくなのです。」
早速メーメーまくらを使っています。
ドン「フカフカなのです。」
ドン「今日は良く眠れそうなのです♪」
ドン「パパ〜お休みなのです♪」
ミ〜ンミンミン
ドン「また!セミが!・・暑いせいで夜でもセミが鳴くのです!もう嫌なのです!」
ポワポワポワ
ドン「急に静かになったのです・・スヤスヤ」
ダイフクの助言に従い、ドンは目を閉じてメーメーちゃんを数え始めました。
ドン「メーメーちゃんが1匹。」
ドン「メーメーちゃんが2匹。」
ドン「メーメーちゃんが3匹。」
ドン「・・メーメーちゃんが345匹。・・」
ドン「・・メーメーちゃんが523匹。・・」
ドン「・・メーメーちゃんが867匹。・・」
ドン「コッペくんが1匹・・」
ドン「えっ?コッペくん?・・」
ドン「モーモが1匹・・」
ドン「モーモが2匹・・」
ドン「モーモが3匹・・」
ドン「えっ?モーモ?・・」
ドン「ちがうのです!メーメーちゃんが1匹。」
ドン「メーメーちゃんが2匹。」
ドン「メーメーちゃんが3匹。・・」
ドン「・・メーメーちゃんが777匹。・・」
ドン「・・メーメーちゃんが・・メーメーちゃんが・・」
その頃ドンの身の回りでは・・
モーモ「ニャ♪」
暗くてよく見えないので見やすくしますね。
あぁ!モーモがドンの上に覆い被さっています!
いったいどういうこと?
コッペ「う〜ん?」
コッペ「うーん!」
ぴょーん
コッペ「うーん♪」
モーモ「ニャオ!」
ガバッ
モーモ「ミギャ!」
コッペとモーモは夜中にお菓子を求めて家中を徘徊しているようですね。
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ドン「メーメーちゃんありがとうなのです・・」
ダディ「あれ?ドンくん、もういいのかい?昨日は良く眠れたかい?」
ドン「・・はい」
ダディ「おかしいなぁ?ドンくん今朝も眠そうじゃないか。」
ダイフク「メーメーちゃん枕が合わなかったのかな?」
のたのた・・
ドン「もう暑い夜は嫌なのです・・ブツブツ」
ドンちょっと気の毒ちょも。