じゃがまるもパールもダディも無くしたものが見つかって喜んでいたちょもよ♪
じゃがまる「ちょも〜オイラ・・オイラどうしたらいいんだ?!」
ちょも「じゃがまる。どうしたちょもか?」
じゃがまる「オイラ昨日大事な『お守り』を無くしちまったんだ・・」
ちょも「えっ!え〜!!」
ちょも「あっ!本当ちょも!袋がないちょも!!」
ちょも「どこで無くしたか覚えていないちょもか?」
じゃがまる「それが、まったく分からねぇんだよ〜」
ちょも「最近パールも大事な財布を家の溝に落として無くしてしまったって言っていたちょもよ!」
どたばたどたばた
チョロ「ちょも〜!!」
ちょも「チョロ!大声だして、どうしたちょもか?」
チョロ「ちょもー!聞いてよ!チョロたちのお菓子が消えちゃったんだよ〜!!」
ちょも「落ち着いて話すちょもよ。」
チョロ「あのね!ちゃちゃまるくんと、ヒナくんと3人で遊んでたの!」
チョロ「ちゃちゃまるくんが面白いこといってたの!」
ちょも「うんうんちょも。」
チョロ「ヒナくんと話しに夢中だったの!」
チョロ「3人は仲良しなんだよ♪」
ちょも「ん?話しが良くわからないちょもよ!お菓子が消えた話はどうなったちょもか?」
チョロ「あっ!そうそう!でね、ヒナくんが『そろそろオヤツにしようよ』って言ったの!」
チョロ「そうしたらお菓子が消えていたの!!」
チョロ「チョロたち3人のカプリコが置いてあったの!でね!でね〜」
ちょも「どういう事ちょもかね?」
じゃがまる「この前もサオトメたちがオヤツが無くなったって言っていたよな?」
ちょも「もしかしたらスケとタロウの仕業ちょもかね?」
じゃがまる「あっ!あの2匹!」
チョモタロウ「これはボクたちへのお供え物だよね♪」
チョモスケ「だよね♪ちょうど3本あるからボスにもあげようよ♪」
チョモタロウ「そっちのイチゴ味がいいな〜♪」
チョモスケ「そっちのチョコ味の方が美味しそうだよ〜♪」
。
。
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ちょも「こんな感じちょもかね?」
じゃがまる「ありえるな!」
ちょも「ちょっとチョモスケ&チョモタロウのところに行ってくるちょもよ!」
チョロ「チョロのお菓子ぃ〜!!」
じゃがまる「ちょも!頼んだぞ〜!」
チョロ「チョロのお菓子…」
ちょも「ズバリ聞くちょもが最近アイスモナカやカプリコをちょもたちの部屋で食べたちょもか?」
チョモタロウ「えっ?何の事さ?」
チョモスケ「ちょも何の話さ?」
ちょも「実は最近お菓子が無くなる事件がおこっているちょもよ〜」
チョモタロウ「ねぇスケ。ボクたちはここ一ヶ月お祭でちょもたちの家には来なかったよね?」
チョモスケ「そうだよタロウ。今日までボスとあちこち大忙しだったもんね?」
ちょも「そっそうちょもか。2人とも、ありがとうちょも!」
ちょも「ちょもとした事が仲間を疑ってしまったちょも・・反省ちょも。」
シラタマ「ちょも!浮かない顔してどうしたの?」
ちょも「ん?」
ちょも「シラタマ!実は最近お菓子が無くなる事件がおこっているちょもよ〜」
シラタマ「へぇ〜。ドロボウでもいるのかなぁ?(お菓子盗んだの、まさかダディじゃないよね・・)」
チョッポ「それなら心当たりがあるよ!」
ちょも「チョッポくん本当ちょもか!!」
チョッポ「ついこの間の話なんだけどね〜」
チョッポ「ボクが洗濯を取り込んだりしているときに、ソイツはやってくるんだよ。」
ガラガラ・・
モーモ「にゃお♪」
チョッポ「ソイツは花柄の服を着た大きな野良猫なんだ!」
ちょも「野良猫ちょもか?!」
のこのこ
モーモ「にゃにゃにゃ〜♪」
チョッポ「その野良猫は家を出てたり入ったりを繰り返しているみたいなんだよ!」
シラタマ「その猫なら2ヶ月ほど前からいるよ!」
ちょも「知らなかったちょも!」
ダイフク「ボクも見たことないや。」
ちょも「じゃぁ、その野良猫がチョロたちのお菓子を取って行ったちょもかね?」
シラタマ「たぶんね。」
ダイフク「あっ!あっ〜!ちょも!」
ちょも「ダイフク。突然大きな声だしてどうしたちょもか?」
ダイフク「ちょも!後ろ!後ろ!」
クルリ
ちょも「エッ?」
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。
。
ちょも「こらっ!野良猫!」
シラタマ「ちょも捕まえてよ!」
ちょも「待つちょもよー!!」
。
。
。
ちょも「ついに追い詰めたちょもよ〜!」
モーモ「フゥ〜!」
ちょも「逃がさないちょもよ!」
モーモ「フゥ〜!フゥ〜!」
ちょも「ん?」
ちょも「そのお腹の下に隠しているのはチョロたちのお菓子ちょもね!」
ちょも「返すちょも!」
モーモ「ニャ?」
ちょも「返すちょもよ!」
モーモ「ニャ〜ッ!ニギャ〜!」
ググググッ・・
ちょも「それはチョロたちのお菓子ちょも!」
モーモ「ミギャ!ミギャッ!」
ちょも「それっ!」
ゴロ・・
モーモ「ニャ〜〜ッ!!」
ちょも「あれ…これは!パールの財布ちょも!!」
ちょも「オマエはいったい・・」
モーモ「ニャ?」
チョコ「ちょもー!!」
ちょも「チョコ!」
チョコ「ちょも!その子をいじめないで!!」
チョコ「モーモちゃん。ちょっとこっちに出てきてくれる?」
モーモ「ミニャ♪」
ちょも「チョコ!その猫の言葉がわかるちょもか?」
のこのこ
ちょも「チョコの言う事を聞いたちょも!!」
チョコ「この子は『モーモ』っていうんだよ♪最近お友達になったんだよ。」
チョコ「モーモちゃんは収集癖があるんだ!あと、たまにみんなのお菓子を食べちゃうけど悪気はないんだよ。」
ちょも「そうだったちょもか〜」
チョコ「その財布もモーモちゃんが見つけてくれたんだよ。ちょもあれを見てごらんよ!」
ちょも「じゃがまるの袋があったちょも!!じゃがまる喜ぶちょもよ〜♪」
チョコ「モーモちゃんは普通入れないような隙間からも、色々な物を収集してくるんだよ!」
ちょも「ダディの付け髭やサオトメの無くしたホウキもあるちょも!モーモちゃんは役だつちょもね!」
チョコ「気は優しい子だから仲良くしてあげてね!」
ちょも「わかったちょも。あれ?また何か集めているちょもね!」
ガザゴソ・・
モーモ「にゃぁ〜(^ー^)」
ちょも「モーモちゃん!よろしくちょも♪」
チョコ「ちょもがよろしくねって言っているよ。」
モーモ「ニャ!」
パン吉「昼寝をしていたら誘拐されました!ちょもさん!呑気に挨拶していないで助けてください!」
ちょも「じゃがまるの『お守り』を見つけてくれてありがとうちょもね!」
モーモ「ニャァ?」
ちょも「あれ?その服・・」
ちょも「モーモちゃん!この服はちょもの服ちょも!」
チョコ「ちょも貸してあげてよ!モーモちゃんは、きっとその服の匂いが好きなんだよ!」
モーモ「ミギャ?ギャ?」
色々変わった癖がある大猫のモーモちゃんをよろしくちょも!
モーモ「にゃお(^ー^)♪」
でもチョッポくんはモーモちゃんの事は苦手みたいちょも!