11がつ27にち  たぬきちょも
ちょものお友達のボックスくんに影響されてチョコをはじめ皆「タヌキごっこ」がブームちょも!
今日はチョモスケ&チョモタロウが変化の仕方を教えに来てくれたちょもよ!!


チョモスケ「タヌキになるにはコツがいるんだよ♪」
チョモタロウ「今日はみんなでタヌキになるんだよ♪」


ちょも族の中でも「タヌキごっこ」に無中な子たちが集まりました。
わいわい!


じゃがまる「オイラが育った村ではタヌキは神様みたいに偉い人だったぞ!」
ちょも「本当にタヌキになれるちょもかね?」


クタくんもはりきっているようです。
クタ「クーン♪」


チョロ「チョロわくわくしてきたよ♪」
サオトメ「ボクもです!」
チョコ「ボックスくんみたいになれるかな〜」


ちゃちゃまる「ドンみたいに大きいタヌキっているのかなぁ?」
ドン「たぶんいるのです」


チョモタロウ「まずは頭の上に葉っぱをのせるんだよ!これは桜の葉だよ♪」
チョッポ「うんうん!」


チョモスケ「好きな葉っぱを乗せたら呪文をとなえるんだよ!」
チョロ・チョコ・クタ・サオトメ「うん!うん!」


チョモスケ「頭の中でタヌキを強くイメージしてね♪」
チョモタロウ「いくよっ!タヌキに変化(へんげ)♪」


チョモスケ&チョモタロウ「ドロン!!


パッ!
チョモスケ「どうだい?ボクたち変化したかい?」
チョモタロウ「かっこいいでしょ?」


うわぁーっ!


ちょも「たっタヌキになったちょもよ!!」
チョコ「あれっ?(ボックスくんと似ていないよ?)」


チョモスケ&チョモタロウ「それじゃ変化を解くよ♪それっドロン!!


チョモスケ「向こうに葉っぱを置いておいたよ!」
チョモタロウ「好きな葉っぱで呪文を唱えてみてね!」


早速ちょもたちはタヌキに変化する葉っぱ選びを始めました。


ちょも「どれにするちょもかね〜」
サオトメ「葉っぱが、たくさんあるので迷います!」


チョッポ「ちょもはもう決めた?」
ちょも「まだちょもよ〜」


クタ「ク〜ン!」
クタくんは決まったみたいですね。


チョロ「どれにしようかな〜」


ちょも「クタくんは紅葉ちょもか!」
クタ「ク〜ン♪」


サオトメ「ボクいちょうの葉にしましたよ!」
チョコ「いいね〜」


チョコ「チョコは桜の葉にしようっと!」


ちょも「ちょもは桜の葉にしたちょもよ!」
じゃがまる「オイラどんぐりの葉にしたよ!」


ドン「ドンはほおの葉にしたのです♪」
ちゃちゃまる「ちゃちゃがえらんだこの葉っぱは何?」
ドン「ちゃちゃくんのは柿の葉なのです」


ちょも「みんな準備はできたちょもか?」


うん!
ちょも「それじゃ変化の呪文を唱えるちょもよ!」


チョロ「カエデの葉っぱでタヌキに変化♪」


サオトメ「ドロン!」
クタ「キューン♪」


チョッポ「ドロン♪」


チョコ「ボッ!」


ドン「ドロンなのです♪」


ちょも「ちょもも変化!どっ・・」


ちょも「はっ鼻がムズムズするちょも!ハッハッ!


ちょも「ハックション!!あ〜あ!葉っぱが落ちちゃったちょも・・」


ちょも「もう一度やりなおすちょも・・あれ?」


ちょも「こんなところに柿なんて置いてあったちょもか?」


ちょも「あれ?みんなどこちょもか?」


ちょも「あれ?みんながいないちょも!」


ちょも「みんなが消えちゃったちょもーっ!!


ちょも「もしかして呪文を間違えて消えちゃったちょもか?」


ちょも「みんなどこちょもかー!!」
チョロ「・・・」


チョロ「ちょも捜しているよ♪」
サオトメ「ちょもさんかわいそうです!」
じゃがまる「なんだか気の毒だな」


チョロ「チョモスケくんたちが言ったんだもんチョロ悪くないもん!」
じゃがまる「こんな仕掛けの「かくれんぼ」ちょもが気づくかオイラ心配になってきたぞ」
サオトメ「ちょもさん後ろ見てください!」


チョコ「・・・(ちょも〜)」
ちょも「みんなどこに行ってしまったちょもかー!」


ちょも「みんなー!返事をするちょもよ〜!!」
ちゃちゃまる「ちゃちゃはかくれんぼ得意だもん♪」


ちょも「みんなぁ・・うっぅ」
じゃがまる「ちょも泣いているんじゃないか?」


ちょも「ちょもを置いていなくなっちゃったちょも〜」
ポタッポタ・・
柿A「ん?なんか降ってきた!」
柿B「あっ!ちょもが泣いちゃった!ドロン!


パッ!
チョモスケ「ちょもごめんよ!」
ちょも「うわっ!
チョモタロウ「ちょっとビックリさせるつもりだったんだよ!」


ちょも「なっな!どうなっているちょもか?」


チョモスケ「初めからタヌキ変化ごっこじゃなかったんだよ」
チョモタロウ「これ「ちょもドッキリかくれんぼ」だったんだよ!」
ちょも「えーっ!かくれんぼ?」


チョモタロウ「ちゃちゃまるたち出ておいでよ〜」
ちょも「えっ?えっー!」


ちゃちゃまる「ちょも兄ちゃんごめんね!」
チョコ「ふぅ〜コタツの中は熱かったよ」
ちょも「ちゃちゃまる!チョコ!」


チョモスケ「チョロたちも出ておいで〜」
ちょも「・・・」


じゃがまる「ちょもごめんなぁ!」
サオトメ「ちょもさんごめんなさい!」
ちょも「チョロ!じゃがまるサオトメ!」


チョモスケ「だいたいタヌキ変化はちょもたちには無理だよ!」
チョモタロウ「そうだよね!ボクたちは出来るけどね!」
ちょも「ムッ!」


ぞろぞろ
ちょも「みんなしてちょもくんを騙していたのか!」
じゃがまる「ちょもくん?」


ちょも「変化!ドロン!


パッ!
ボス「2人とも悪戯が過ぎるぞ!!
チョモタロウ「わっ!!」
チョモスケ「ボス!!」
じゃがまる「あわわわっ!」
チョロ「わぁ!!」


ボス「ちょもくんが可哀想ではないか!!」
チョモタロウ「ボス!ごめんなさい!」
チョモスケ「ボス!ちょもにはちゃんと謝ります!」


ちょも「みんなは友達にウソをついちゃダメちょもよ♪エッ?ボスと何時入れ替わったかは内緒ちょも!」

ちょもを騙すつもりが逆にタヌキ(ボス)に騙されていたとはビックリ!
この後もしばらくの間ちょもたちの「タヌキごっこ」ブームは続くのでした。


←もどる