さぁ!いよいよ佐渡島に出発です!
早朝4時に家を出発
ブーン
チョッポ「朝日だ!いい天気で幸先いいや♪」
けんもち「チョッポくんずっと起きていたの?寝ていかないと疲れちゃうよ」
チョッポ「旅行にいったことないから興奮しちゃって寝れなかったよ〜」
チョッポ「新潟か〜どんなところだろう♪」
チョッポ「もう着いたの?」
けんもち「もういくつか山を超えたところだよ。運転疲れたから、ちょっと桜でも見て休憩だよ」
ちょも「わかったちょもよ!」
チョッポ「雨が降っているね」
ちょも「ちょもは雨風避けのフード付きだから平気ちょもよ!」
チョッポ「その服あたらしいね!リュックもいいなぁ!」
ちょも「おにゅうちょも♪じゃ暫く自由行動にするちょも」
ちょも「あっちの桜がキレイちょもね!」
たたたった
チョッポ「この木がいいかも!」
ちょも「新潟は桜がまだあるちょもね〜」
ちょも「キレイちょも〜」
チョッポ「ふぅっ〜木に登ったの久しぶりだよ!良いながめ♪」
チョッポ「あはははっ!木登りは楽しいや!」
ちょも「チョッポくーん!そろそろ出発するちょもよー!」
チョッポ「うん!今いくよー!」
チョッポ「そう言えばムー太くんやメー子ちゃんと一度も顔を合わせてことがないや。どんな子たちだろう?」
メー子「ちょもー!!」
ムー太「えっ?えっ?」
すたたたった
ちょも「2人ともー!遊びに来たちょもよ〜♪」
メー子「遠いところからよく来てくれたわね!」
ちょも「久しぶりちょも!」
ムー太「うんと。この人は誰?」
チョッポ「はじめまして!チョッポランマです!」
早速ちょもはムー太に連れられて家の周りの畑を見にいきました。
ちょも「今は何が出ているちょもか?」
ムー太「うんとね。いろいろだよ」
ムー太「まずはあれを見てよ!」
ちょも「何ちょもか?」
ちょも「つくしちょも!!」
ムー太「そうだよ!」
ちょも「かわいいちょもね!」
ムー太「うん!」
ムー太「これはフキノトウ。天ぷらで食べると美味しいんだよ♪」
ちょも「これは何ちょも?」
ムー太「これはムスカリだよ。秋に婆ちゃんと球根を植えたの」
ちょも「ムームーくんにも見せてあげたいちょも」
婆ちゃん「ちょもや〜こっちおいで〜!」
ちょも「今いくちょもよ!!」
ムー太「ほかにちょもに見てもらいたいのは〜」
ムー太「あっ!お隣のお花がいいかも」
ちょも「何を手伝えばいいちょもか?」
婆ちゃん「そこの苗を植えてくれや」
ちょも「ダイアンサス?この花は何ちょもか?」
婆ちゃん「その花はなでしこの種類だよ」
ちょも「花植え完了ちょも!」
ムー太「ちょもー!こっちこっちー!」
ちょも「ムー太なにちょもか?」
ムー太「おとなりのお家のスイセンだよ。散歩の度にいつも挨拶しているんだよ」
ちょも「お花にちょもか?」
ムー太「うん」
ムー太「きれいでしょ?」
ちょも「背が高いちょもね〜」
メー子「チョッポくん!話はちょもから聞いているよ。さぁ上がってよ」
チョッポ「おじゃましまーす!」
ギシッ
メー子「ここは爺ちゃんの鯉の道具・米置き場だよ」
チョッポ「うんうん!」
メー子「料理好きなんでしょ?この野菜あげるよ」
チョッポ「えっ!ニンジンにじゃがいも。こんなにいいの?」
コトコトコト
チョッポ「今天井から音がしたけど何の音?」
メー子「ん?」
カツカツカツ
メー子「これね。ハツカネズミよ。お米を食べちゃうから爺ちゃんが罠を仕掛けているんだけど」
チョッポ「へぇ〜」
チョッポ「ちょっとちょも!これ見てよ!」
ちょも「何ちょもか?」
ちょも「わっ!ネズミ?」
チョッポ「ハツカネズミだよ!けんもち君のお爺ちゃんが罠を掛けて捕っているんだって」
モゾモゾ・・
ちょも「弱っているちょもね」
ちょも「どうするちょもか」
チョッポ「農家の天敵だからねぇ・・」
ちょも「逃げるちょもよ!ほらっ!」
ゲロゲロ〜ゲロゲロ
翌朝。カエルの鳴き声に起こされたちょもたちは、ムー太とメー子に別れを告げ、佐渡に出発することにしました。
ちょも「バイバイちょも〜」
ムー太「ちょもたち行っちゃったね・・」
メー子「よーし今よ!ムー太!付いておいで!!」
ムー太「えっ!メー子何するの?!」
ムー太とメー子は何をする気なのでしょうか?ちょっと心配です。