じゃがまる「あれ？もう出かけるのかい？」
コッペ「う〜ん♪」
チョッポ「ちょっとスーパーまで行ってくるよ！今日は朝のタイムサービスなんだよ！」

チョッポ「ボクが留守の間は電話のセールスとかオレオレ詐欺に気をつけてよ！」
じゃがまる「大丈夫だ！オイラ詐欺になんかひっかからねえよ！」

コッペ「う〜ん！」
じゃがまる「ついていってもオモチャ買ってもらえないぞ！」

パン吉「じゃがまるさん！オレオレ詐欺はちゃんと相手を確認してくださいよ！」

パン吉「最近ほんとうに悪質ですから気をつけてくださいね！」
じゃがまる「おう！わかったぞ！」

じゃがまる「いってらっしゃーい！」
どたどたどた

じゃがまる「さてと黒飴でも食べてテレビでもみるかなぁ」

チュンチュン

時を同じくして｡ちょもたちは小鳥のさえずる爽やかな山小屋の畑に遊びに来ていました

ちょも「わーいっぱいなっているちょもね！」
サオトメ「山も紅葉していますね！」

サオトメ「これ美味しそうです！」

ちょも「良い色ちょもね！」
そのころお家では・・

ジリリリリンッ！
じゃがまる「ん？」

ジリリリリンッ！
じゃがまる「電話だ！」

ジリリリリンッ！
じゃがまる「はいはい！今でるぞー！！」

ジリリリリンッ！
じゃがまる「おいしょ！」

カチャ
じゃがまる「もしもし！ちょもの家です！」
男A「もしもし俺だけど！」

じゃがまる「ん？オマエ誰だ？」
男A「俺だよ！今高速で事故っちゃって今すぐお金がいるんだ！」

じゃがまる「なんだって？よくわからねえぞ！何でお金がいるんだ？」
男B「あんたのとこの息子さんこのままだと裁判沙汰になるよ！！」

じゃがまる「あっ！！おめえらオレオレ詐欺団だなっ！！」
男B「チッ！やべぇ！！・・」
ツーツーツーツー

じゃがまる「むっ！切れたぞ！」

チャリン
じゃがまる「ちょもたちの中で運転できるのはサリバン爺とダビットソンだけだ！」

じゃがまる「まったく許せねえヤツラだなっ！！」

じゃがまる「これがオレオレ詐欺ってやつなのか〜ブツブツ」
いっぽうそのころ

６月にじゃがまると見たキウィもすっかり大きくなっていました
サオトメ「もうちょっと・・届きそうです！」

ちょも「あぶないちょもよ！」
サオトメ「あわわっ！」

サオトメ「あちこちに実がありますね！」
ちょも「そうちょもね〜」

ちょも「これなんか美味しそうちょも！」
そのころお家では・・

ジリリリリンッ！
じゃがまる「また電話だ！」

ジリリリリンッ！
じゃがまる「今度も詐欺だったらオイラゆるさねえぞ！！」

ジリリリリンッ！

ジリリリリンッ！
じゃがまる「今でるぞー！」

カチャ
じゃがまる「もしもしちょもの家だぞ！」
男A「おたく何やってんの！今すぐ２０万振り込んでもらわいとウチも出るとこでるよ！」

じゃがまる「・・・・」
男A「おいアンタ聞いてんの？こちとら商売なんだよ！！」

男A「おい！コラ聞いているんかい！！」

チャリン
じゃがまる「む〜！口の利き方が悪い男だったぞ！」

じゃがまる「これは脅迫電話ってやつだなきっと！」

じゃがまる「こんなに電話が来ると落ち着いて『はなまるマーケット』も見てられないぞ！」
いっぽうそのころ

ちょも「大収穫ちょもね！」
サオトメ「みかんとキウィがいっぱいです♪」

ちょも「葉っぱ付きのみかんは特別おいしそうちょも！」

サオトメ「そうですね！！あれ？ちょもさん電話なっていますよ！」

ブゥゥゥゥ！
ちょも「マナーモードになっていたから気がつかなかったちょも！」

ちょも「もしもしちょもちょもよ！」
チョッポ「あーちょも？あのね家に電話かけてもすぐ切れちゃうんだよ！じゃがまるが居るはずなんだけど・・」
ちょも「わかったちょも！ちょもから家に電話してみるちょもよ！」

ピポパプ♪
サオトメ「どうかしたのですか？」
ちょも「家の電話がおかしいらしいちょも」

ジリリリリンッ！
じゃがまる「今日１０回目だぞ！」

ジリリリリンッ！
じゃがまる「いま出るぞ！」

ちょも「もしもし？ちょもちょもよ！」
じゃがまる「・・・（ちょもちょも詐欺に違いねえ！）・・・」
プッツ

プープープープー
ちょも「あれ？切れちゃったちょも・・」

サオトメ「おかしいですね！急いで帰りましょう！」
ちょも「そうちょもね！」

ジリリリリンッ！

ジリリッ・・
じゃがまる「う〜〜〜っ！」

じゃがまる「オイラぜったい電話とらないぞ！」
ジリリリリンッ！
じゃがまる「また鳴った！！！」

じゃがまる「もうオイラ留守番いやだーっ！！」

じゃがまるお気の毒に・・
みなさんも電話での詐欺には気をつけてくださいね！