4がつ10にち  なわとびちょも
ダビッドソン兄弟がやって来てから数週間たったちょも
ボビーとサオトメはちょっと仲良くなったみたいちょもね


サオトメ「あははは!」


ボビー「でさーそのピザ屋の早食いい競争でアニキ優勝したんだよ!」
サオトメ「へぇ〜!ちょもさんもフードバトルで優勝したことがあるよ!」


ボビー「マキ割りの大会にも地区代表で出たことあるんだよ!」
サオトメ「すごいや!ちょもさんは運動会のリレーで一番になったんだよ!」


ボビー「キングサーモンつかみ大会でもグリズリーのジョニーに次いで2位になったんだよ!」
サオトメ「・・・・」


ボビー「ボクのアニキはすごいだろ?でさこの前も〜」
サオトメ「ちょちょっと待ってよ!ちょもさんも凄いんだから!」


ボビー「ちょもは何が出来るのさ?」
サオトメ「縄跳びが出来るんだよ!!」


ボビー「ええっ!ホント?それスゴイよーっ!!」
サオトメ「うっうん!ちょもさんは凄いんだから!縄跳びなんからくらく出来るんだ!」


ボビー「じゃ見せてよ!」
サオトメ「えっ・・あっあした見せれるよ!」
ボビー「アシタ??」


サオトメ「ぼっボビーくん!今日は用事があるから・・それじゃまた明日ね〜っ!」
ボビー「うん!楽しみにしているよ♪」


ダビッドソン「なぁドンは本当にジョニーにそっくりだな!今度いっしょにプロレスごっしような!」


ドン「プロレスですか?」
ダビッドソン「OH!オレとドンで組めば無敵だぜ!」


ドン「でも家の中で騒ぐとパパにしかられるのです」


ボビー「アニキ!すごいサプライズだよ!」
ダビッドソン「ボビーそんなに慌ててどうしたんだ?」


ボビー「ちょもは縄跳びができるんだって!」
ダビッドソン「なんだって!それはすげーなっ!」


ドン「ちょもが縄跳び出来るなんて聞いたことないのです」


ちょも「そうちょもよ〜!」
じゃがまる「そうだな!あははっ!」
サオトメ「ちょもさーん!ちょもさーん!」


ちょも「サオトメどうしたちょもか?」
サオトメ「ちょもさんボクつい言っちゃたんですぅ〜!」
じゃがまる「誰に何を言ったんだ?」


サオトメ「ちょもさんが縄跳びできるってボビーくんに言っちゃたんです・・」


ちょも「ちょっと待つちょもよ!ちょもは縄跳びやったことないちょもよ!」
じゃがまる「オイラたち誰も出来ないんじゃないかい?」


じゃがまる「サオトメ!勝手に出来ない約束しちゃダメだろ!」
サオトメ「うっうん・・ごめんなさい」
ちょも「じゃがまる。サオトメは悪気なかったちょもよ」


わーん!
サオトメ「ちょもさんごめんなさーい!」
ちょも「よしよしちょも〜」


じゃがまる「ちょもどうするんだ?」
サオトメ「うわぁ〜ん!グズッ・・」


ちょも「やってみるちょもよ!!」


タオ「リーダーお呼びでありますか?」
ダイフク「ちょもー!ちょもも縄跳びやるの?」


ちょも「タオ指導たのむちょもよ」
タオ「リーダー了解であります」


ダイフク「ちょもーボクは出来なかったよ」
ちょも「ダイフクちょっと借りるちょもね」


タオ「準備はいいでありますか?」
ちょも「準備OKちょも!」


ちょも「縄跳びわりと軽いちょもね〜案外いっかいで跳べるかもしれないちょもよ♪」


タオ「はじめっ!!」
ちょも「そぉーれっ!」
ぶん!


スタッ!
ちょも「えいっ!」


バシッ!
ちょも「うっ!」


ちょも「うわっ!」


バタッ!
ちょも「う〜ん・・」


タオ「リーダ!自分はトレーニングの時間であります。ではこれで!」
ちょも「タオ!もう行っちゃうちょもか!」
タオ「ウッティさんのご友人の応援カメ族のカメヨ女史に交代を頼んでおきますので」


サオトメ「ちょもさんボクのせいで大変なことに・・ちょもさんガンバってください」


ぶん!
ちょも「今度こそ跳べるはずちょもよ!」


バタッ!
ちょも「むずかしいちょも・・」
サオトメ「ちょもさーん!」


サオトメ「ちょもさーん!もう止めてください!」
カメヨ「サオトメくんっ!!」


カメヨ「今は辛くてもちゃんと応援してあげなきゃダメじゃない」
サオトメ「・・ハイ」

>
カメヨ「大丈夫!ちょもくんなら縄跳び跳べるようになるわよ!」
サオトメ「そうですね!ボクちょもさんを信じて応援します!」


ちょも「こんどこそっ!」
ぶん!


バタッ!
ちょも「うっ・・・」


バタッ!
ちょも「うわぁ!」


バタッ!
ちょも「う〜ん・・」


ちょも「なんで何度やっても跳べないちょもか・・」


ちょも「もう無理ちょもよ・・しくしく」


ちょも「ちょもはできないちょもよ・・」
※ちょもは本気で落ち込むと自分の尻尾を持つクセがあります。


ちょも「もう一回やって無理なら止めるちょもよ・・」
ぶん!


ちょも「!!」
スッ!
※まるめた尻尾がひっかからなかったので跳べたみたいです


ちょも「できたちょも!!


サオトメ「ちょもさーん!!」
ちょも「サオトメ今見ていたちょもか!」
サオトメ「見ましたよちょもさん!凄いですよ!ちょもさん凄いです!」

>
カメヨ「サオトメくんちょもくん良かったわね!」

翌日ちょもはボビーとダビッドソンの前で縄跳びを披露しました

パチパチ!
ダビッドソン「ミラクルプレーだよちょも!」
ボビー「グレイト!」


ダビッドソン「なぁちょも!ちょもスポーツ得意なんだろ?今度プロレスごっこしようぜ!」
ちょも「いいちょもよ!」
ボビー「サオトメ!ちょもすごいね!」
サオトメ「うん!ちょもさんは凄いんだよ!」

ちょもがんばったね!サオトメこれからは意地をはって嘘を言っちゃダメだよ!
あとプロレスごっこでドタバタするのは勘弁しておくれよ〜


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