3がつ13にち  タオ探検隊
タオは普段からトレーニングをして身体を鍛えているちょも
でもなかなか自慢の体力を発揮する場がなくて力を持て余しているみたいちょも


チョロ「ランランラン〜♪」


カキカキ


タオ「チョロ殿何を描いているのでありますか?」
チョロ「んっとね〜」


チョロ「ひみつのちずだよ♪」
タオ「秘密の地図?」
チョロ「このまえちゃちゃくんと探検したときに見つけた秘密の場所なんだよ〜」


カキカキ
チョロ「縦穴でしょ!あと変な生き物でしょ!んとキレイな小石でしょ・・わすれないように描いておくんだ」
タオ「秘密の地図・・探検・・なるほど!これは良いことを聞いたであります!!」


タオ「我々は秘密の縦穴を求め現地に向かった!(探検中は隊長口調で話すであります!)」


タオ「みんな!現地の人が言うには、この辺りが秘密の場所だそうだ!」


サオトメ「隊長!自分はこうふんしてきたであります!」
コッペ「う〜ん!う〜ん!」
タオ「うん。でも行動は慎重にな!(隊員たちの多くは初めての探検なのだから浮き足し立つのもしかたあるまい)」


タオ「よ〜し!出発しよう!!」
ダイフク「隊長!出発前にチョロ氏の地図で縦穴の場所を確認をしましょう!」


タオ「しまった!!地図を無くしてしまった!」
サオトメ「えーーっ!!」
コッペ「う〜ん!!」
ダイフク「隊長!!どうやって秘密の場所を探すのですか?」


タオ「大丈夫だ!私の頭の中に地図は入っている!」
サオトメ「さすが隊長!では出発しましょう!」


タオ「出発!!」
ダイフク「この探検隊大丈夫かな〜?」


タオ「ジャングルは危険がいっぱいだ!一瞬一瞬気を抜いてはならない!わかったな!!」
サオトメ「はい隊長!」


ダイフク「ここってそんなに危険なのかなぁ?」
ガサッ


ダイフク「あっ!!


バタン
ダイフク「いたっ!」
サオトメ「隊長!今後ろから悲鳴が聞こえました!」


タオ「ダイフク隊員!大丈夫かっ!!」


サオトメ「ダイフク隊員!!」
コッペ「う〜ん!!」
ダイフク「いたた・・」
タオ「ジャングルではどんな場所でも油断してはいけない!」
ダイフク「はい」


サオトメ「ダイフク隊員!大丈夫ですか?」
コッペ「う〜ん!う〜ん?」
ダイフク「へいきだよ・・かすり傷だから」


タオ「気をとりなおして、さあ前に進もう!」
隊員「はい隊長!」


タオ「よし前進だ!(探検にはトラブルは付きものだ。だがそういう時こそ平常心を無くしてはいけない)」


ガッガッガサッ
ダイフク「みんな登るペース速いな〜」


サオトメ「ダイフク隊員!もう少しです!さぁつかまって!」
ダイフク「うん・・もうちょっとで手が届きそうだよ」


ダイフク「うわぁ!!


タオ「ダイフク隊員!つかまるんだっ!!」


ガシッ


タオ「ダイフク隊員!頑張るんだっ!!」
ダイフク「たったいちょう〜!」
サオトメ「もうちょっとです!」
コッペ「う〜ん!!」

タオ「(いくつものアクシデントを乗り越えついに私達は縦穴にたどり着いた!)」


タオ「みんなここだ!ここが奈落の縦穴だ!!」


サオトメ「ここが!」
コッペ「う〜ん!」
ダイフク「本当にあったんだ!!」


CM中


ナレーション「今回タオ探検隊が向かったのは手付かずの密林!そこは危険が渦巻く恐怖の場所だった!」


ナレーション「そして密林の奥地には地底からの咆哮がこだまするような奈落の穴が開いていた!」


グオォォォ・・
サオトメ「隊長!この穴に太古の生物がいるのでしょうか?」


タオ「サオトメ隊員!早速調査をたのむ!」
サオトメ「はい!調査を始めます!」


ダイフク「この穴なんか恐いよ〜あんまり探るのは良くないんじゃないかな」
タオ「心配はいらない!探検家が恐怖のあまりに探究心を無くしてはいけない!」


コッペ「う〜ん!う〜ん!」
サオトメ「隊長!何か生き物がいます!!


ガサガサ
タオ「サオトメ隊員!何が見つかったんだ?」
サオトメ「よいしょ!それ!・・もうちょっとで捕獲できそうです!」


サオトメ「これです!隊長見てください!」
コッペ「う〜ん!う〜ん!」


サオトメ「これが太古の生物でしょうか?」
タオ「ちがうっ!それは猛毒のイモリだ!!


サオトメ「うわっ!
シャタタタタタッ


タオ「危なかった・・サオトメ隊員大丈夫か?」
サオトメ「あ〜ぁ!びっくりしたです〜」


タオ「この穴はまた調査するとして太古の生物を追って密林の奥を探索しよう!」
隊員「はい隊長!」


タオ「前進!(謎の穴の正体が気にはなるが今は先に進むことを優先することにした)」


タオ「このルートは道幅が狭いから一歩一歩確実に歩くんだ!」
隊員「はい隊長!」


サオトメ「隊長行き止まりですよ!」
タオ「上のルートを進もう」


ダイフク「みんなまってよ!」


ガサガサ
サオトメ「ダイフク隊員!がんばって!隊長助けてください!!」


タオ「ダイフク隊員!しっかりつかまるんだ!」
ダイフク「たすかった〜」


ナレーション「隊員は謎の生物を求め密林の奥へ奥へと進んだ!しかし遂に謎の生物は見つからなかった」


ナレーション「目的を果たせなかった隊員たちだが隊員たちの顔には涙はなかった」


タオ「今回の探検を通して恐怖を乗り越える勇気。仲間との支えあい、そういったことを少しでも隊員たちが感じとってくれたなら私は満足だ」





ナレーション「隊員の顔は皆笑顔だった達成感に満ち溢れた笑顔だった。また何時の日にか探検に出る時まで隊員たちには休息してもらおう。再び冒険の地で彼らに会うことを願って」


        終


タオ「ってことで、みなさんお疲れさまであります!」
ダイフク「天然の原石見つかったて良かったよね!」
サオトメ「お腹も空いてきたしそろそろ帰りましょう!」
コッペ「う〜ん!う〜ん!」


タオ「久しぶりに体力を使ってすっきりしたであります♪」
隊員「ごはん!ごはん!チョッポくんのごは〜ん!」


もぞもぞ
パール「あらまぁ!ちょもさん腕の毛色どうしたの!」
ちょも「ちょっと洗っただけちょもよ〜」


パール「素敵な毛並みですわ!」
ちょも「そうちょもか?」


パール「どんなボディソープをお使いになられていらっしゃるの?」
ちょも「普通の天然石鹸ちょもよ」
パール「ふ〜んなるほどそうですの〜」
ドタバタドタ


ダイフク「ただいま!」


タオ「リーダー!ただいま帰還しましたであります!」


パール「あらミッシェル!遅かったわね〜」
ダイフク「パールねえさんただいま」


サオトメ「ちょもさん!探検ごっこおもしろかったです!」
ちょも「そうちょもか話ゆっくり聞くちょもよ」


コッペ「う〜ん!う〜ん!」
パール「!!」


パール「まぁ泥だらけじゃないの!おまえはあっちにお行きなさい!」
コッペ「う〜ん・・・」


パール「ミッシェル!あなたも泥まみれじゃないの!」
ダイフク「うっうん」


パール「あなたその服おじさまからいただいた大事な服でしょ!!」
ダイフク「ごめんなさい」
タオ「パール様そのへんで許してあげてください」


パール「なんですの!あなたが探検遊びになんて誘ったからミッシェルがこんな目に!」
タオ「それはその・・」


タオ「ダイフク殿あれを見せたら義姉上のご機嫌もなおるのでは?」
ダイフク「あっ!これね!」


カタカシャ
ダイフク「探検で見つけた天然石だよ」


パール「あらまぁ!凄いじゃないの!!これ私にも〜」


バシッ
タオ「ダメであります!この石は隊員たちで分けるであります!」
パール「そんな!」


ダイフク「パールねえさんにはこれをあげるよ〜」
パール「?」


パール「すごいわ!!素敵な色!」
ダイフク「ラピスラズリっていう幸運を引き寄せる石なんだって」


パール「いいの?」
ダイフク「うんパールねえさんにお似合いだよ」


パール「大事にするわね♪」


わいわい


タオ「まるであります♪」

こうしてタオの探検隊はひとまず終了しました
パールとダイフクがちょっと仲良くなれたようです。よかったですね!


3がつ13にち  タオ隊長日記
今回の探検とは別に実はタオ隊長は謎の生き物(トカゲ科)と遭遇していたようです


タオ「あっ!いたであります!!」


パタン
タオ「捕獲成功であります♪」


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