ごしごし
じゃがまる「〜♪」


じゃがまる「いまごろチョッポくんたちは山小屋に着いたかなぁ」

11がつ23にち  勤労感謝の日チョッポ
毎日ちょもたちの面倒をみてくれるチョッポくん。あんまり皆と遊んでいるところを見た事がないちょも
今日は勤労感謝にかこつけて強引に遊びに連れ出したちょも
家の仕事のことは忘れてちょもたちと楽しんでほしいちょも


ちょも「山に到着したちょも!」
サオトメ「まずは記念撮影ですよね!」
カシャ


ちょも「ちゃちゃまるは山小屋に初めて来たちょもよね?」
ちゃちゃまる「うん!はじめてきた!」


チョッポ「あっ!急に出かけたからお弁当作ってこなかったよ!」
ちゃちゃまる「え〜!おひるはどうすの?」
ちょも「お昼には帰るからだいじょうぶちょもよ!それより畑にいって芋堀りしようちょも!」
チョッポ「うん!」


カサガサカサ
チョッポ「もう紅葉も終わって山は冬支度だね!」
ちょも「そうちょもね!落ち葉いっぱいちょもね!」


チョッポ「どんぐりもいっぱい落ちているなぁ。あっ!いが栗もあるよ♪」


サオトメ「ちょもさん!チョッポさん嬉しそうですね!」
ちょも「連れてきてよかったちょもよ!」


ちゃちゃまる「あはは!いちれつにならんで電車ごっごみたいだよ!」


カサガサカサ
ちょも「もうちょっとで小屋に着くちょもよ!」


ちょも「山小屋に到着ちょも!」
カシャ


きょろきょろ
ちゃちゃまる「あれ?チョッポ兄さん!あそこになにかあるよ?」
チョッポ「みかんだよ!これはみかんの木だもの」


ちゃちゃまる「ほんとうだ!みかんだ♪」


サオトメ「チョッポさん!みかんとってください!」
チョッポ「いいよ♪」


ガサガサ
チョッポ「これは食べ頃かな♪」


ガサガサ
ちゃちゃまる「ちゃちゃはじぶんでとれるもんね!」

そのころ家では・・

ダイフク「このキウィを使ってデザートを作ってみよう!」
※ダイフクくんはちょっと前から自己流でデザート料理にチャレンジしているのです。


ダイフク「まずは皮をむいて果肉をつぶして。これでこうして・・」
カチャカチャ


ガツッ!ガツッ!
ちゃちゃまる「ここにサツマイモがあるの?」
けんもち「ツルを引っぱってごらん」
ちゃちゃまる「うん!」


グイッ!ググッ!
ちゃちゃまる「なかなか出てこないよ〜」


ちゃちゃまる「わっ!出てきたよ!」


ガツッ!ガツッ!
ちゃちゃまる「もっとたくさんほり出すぞ!」


ちゃちゃまる「ほら!こんなにとれたよ!ちゃちゃが全部ほったんだよ!」

そのころダイフクは・・

カシャカシャン
ダイフク「〜♪」


ダイフク「この分量でいいかなぁ?」


カシャカタ
チョロ「ねぇねぇ!ダイフクくん!チョロのおやつ作ってくれてるの?」
ダイフク「あっチョロ!これは違うよ」


チョロ「あのさ!もっと砂糖を入れようよ♪」
ダイフク「チョロじゃましないでよ!あっちに行ってて!」


プン!
チョロ「つまんない!チョロお外に遊びに行ってくる!」
ダイフク「夕ご飯まで帰ってくるんだよ」


すたたたっ
ちゃちゃまる「石がいっぱいあるよ!」
ちょも「これは石垣っていうちょもよ」


ちゃちゃまる「ここポカポカして気持ちいいね!」
チョッポ「なんだか眠くなってきたよ」
ちょも「じゃあ皆でお昼寝するちょも」


ごろん
チョッポ「草の上に寝転がるなんて久しぶりだよ!気持ちいいね!」
ちょも「そうちょもね♪」


チョッポ「空が高いね」
ちょも「そうちょもね♪」


チョッポ「あっ!帰ってお昼つくらなきゃ!」
ちょも「チョッポくん今日はゆっくりしていいちょもよ〜」
チョッポ「う〜ん」

ダイフクのデザート作りうまく出来たのでしょうか?

ダイフク「よし!あとは冷蔵庫で冷やして固めて完成だ!」


もぞもぞ
ドン「ねぇ!ダイフクくん!」


ドン「ドンのお昼まだ?」
ダイフク「あっごめん!これお昼じゃなくておやつ作っていたんだ」
ドン「えぇ〜お昼はどうするの?」


ダイフク「どうするんだろ?あっ!ドンちょっと頼みがあるんだけど」
ドン「なんですか?」


ダイフク「冷蔵庫のドアを開けてほしいんだ」
ドン「そんなのドンにはかんたんなのです!」


ダイフク「上のドアね!」
ドン「わかったのです!」
ギィィ・・


カタッ
ドン「ダイフクくん!はやくするのです!」
ダイフク「ちょっとまって!平らに入れないとくずれちゃうよ」


ダイフク「これでよしと!」


ドン「はやくしめるのです!冷蔵庫長く開けるとドンがパパに怒られるのです」
ダイフク「あっごめん!」


ダイフク「ドンありがとう!お昼はダディにたのんで出前にしよう!」
ドン「やった♪」


ちゃちゃまる「チョッポ兄さんこれはなに?」
チョッポ「これは里芋だよ!」


サオトメ「大きいですね」
チョッポ「今年はいい出来だよ。どんな料理にしようかなぁ」


ちゃちゃまる「ちゃちゃがとったサツマイモも料理して!」
チョッポ「うんいいよ!」


チョッポ「キウィもとりごろだね!」


ちょも「チクチクするちょもよ」


ちゃちゃまる「キウィもたくさんとるぞ!」


チョッポ「これはまだこぶりだなぁ」


チョッポ「これは食べ頃かも♪」


サオトメ「ちゃちゃまるくん!木登り競争しませんか?」
ちゃちゃまる「ちゃちゃ負けないぞー!」


チョッポ「よいしょ!ボク木登りは得意だよ!ニャァ!」


ちゃちゃまる「むー!ふたりとも登るの早いよ!」


サオトメ「あはは!ちょもさんも登ってきて記念撮影しましょうよ!」
ちょも「わかったちょも!」


あははははっ!
カシャ


ちょも「たまには木登りも楽しいちょもね!」
サオトメ「高いけど平気です!」


ちゃちゃまる「あはは!たのしいな♪」
※ちゃちゃまるは一人っ子であまり遠くに連れて行ってもらったことがないので、ちょもたちと山で遊べて満足しているようです。


サオトメ「わぁー!ちょもさん助けてください!!」
ちょも「サオトメ何しているちょもか?」
サオトメ「登るのは平気ですけど降りるのはまだ苦手なんですぅ!!」
※サオトメの高所恐怖症はまだ治っていないようです。


チョッポ「見てよ!ほらっ大収穫だよ!」
けんもち「すごいね!そろそろ帰ろうか」


チョッポ「うん♪」


じゃがまる「ダイフク!これおまえが作ったのかい?」
ダイフク「うん!キウィのゼリーだよ」


ダイフク「でもうまく出来たか自信ないんだ・・」
チョコ「おいしそう♪」
じゃがまる「ほら!チョコもうまそうだって言ってるしさ!自信持ちな!」
ダイフク「う〜ん」


ただいまぁ〜!
ダイフク「あっみんなが帰ってきた!」
じゃがまる「お帰り!おそかったな」


どたたたっ
チョッポ「ごめん遅くなっちゃって!皆お昼は食べた?」
チョコ「お昼はダイフクのおじさんに御馳走になったよ♪」
ちょも「ちょもたちは帰りにレストランによったちょもよ」
チョコ「いいなぁ〜」


ダイフク「ねえみんな!ボクデザート作ったから食べてよ!」
ちゃちゃまる「わーい!デザートたべたい!」


ダイフク「これなんだけどね」
チョッポ「ダイフクくん一人で作ったの?」


ダイフク「キウィのゼリーだよ」
チョッポ「へぇ〜」
じゃがまる「ダイフクの自信作なんだぞ食べてみなよ!」


チョッポ「ボクから食べていいの?」
ちょも「いいちょもよ」


チョッポ「じゃいただきますペロ・・」


モグモグ
ちょも「チョッポくんどうちょもか?」
チョッポ「・・・・・♪」


チョッポ「酸味が効いていておいしいよ!」
ダイフク「ほんとに?!」


チョコ「いただきま〜す!」
サオトメ「ボクも!」


ムシャムシャ
チョコ「おいしいね!」
サオトメ「このゼリー食感がいいですよ!」


チョッポ「ダイフクくんすごいや!どこで教わったんだい?」
ダイフク「サリバン爺から昔のレシピを聞いたり料理の本をみたりして作っているんだ」
チョッポ「ダイフクくんは勉強家なんだね!」
ダイフク「エヘヘ♪」


じゃがまる「ダイフク料理うまくいってよかったな!」
ダイフク「うん!ほっとしたよ〜」


チョッポ「ちょも!今日は遊びに連れて行ってくれてありがとう!」
ちょも「ううん。チョッポくんはいつもお料理とかで遊べないちょも。もっと遊んでいいちょもよ」
チョッポ「ちょも・・」


ちゃちゃまる「じゃが兄ちゃん!ちゃちゃね!こ〜〜〜んなっ大きいサツマイモとったんだよ!」
じゃがまる「すげーな!オイラにも見せておくれよ!」
ちゃちゃまる「うん!!」


わいわいがやがや♪

チョッポくんは久しぶりにはしゃいで楽しそうでしたね
ちゃちゃまるもちょもたちと一緒に遠足にいけて芋も沢山ほって大満足♪
ダイフクくんもお料理が上手になったみたいで、みんなよかったね!


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