8がつ24にち  おしいれの秘密ちょも
家族旅行から帰ってきたダイフクやウッティちゃんたちと旅のお土産話しで盛り上がっていた時に事件はおきたちょも


わいわいがやがや


じゃがまる「新潟旅行は最高だったよな!」
チョコ「天気よかったもんね!」


ダイフク「ただいま〜!みんな元気にしてた?」
ちょも「うん!もちろんちょも!」
ウッティ「私おみやげにあさり買ってきたよ!後でチョッポくんが砂抜きして、お味噌汁に入れてくれると思うわよ!」


ヘビ「・・・・!!」


しゅるしゅる
ヘビ「おやび〜ん!」


ウッティ「わっ!ヘビよ!」
しゅるしゅる
ヘビ「おやび〜ん!たいへんですっ!」
ちょも「ヘビくん!一年ぶりちょもね!どうしていたちょもか?!」
※このヘビくんはただのヘビではないのです。実はちょもの弟分なのです。


ヘビ「おやびん!あっし冬眠からさめてから化け物につかまって、今日までずーっと外に出れなかったんすよ!」
ちょも「そうだったちょもか!」
サオトメ「化け物って!この家の中にずーっといるのですか?!」


ヘビ「そうなんすよ!そこの押し入れにいるんすよ!」
ちょも「押し入れの中ちょもか!」


ヘビ「あの化け物今思い出してもブルブルしますぜ!頭に2本角が生えていたっす!」
サオトメ「角?鬼みたいです!!」


ヘビ「でよ!体が真っ白で長いシマシマの尻尾があったっす!」
ウッティ「しましま?」


へろへろ
ヘビ「もう何日も食べていないのに、しゃべりまくったからヘロヘロでやんす・・」
ウッティ「大丈夫?台所でお水でも飲んで休んだら?」
ヘビ「すいません。そこまで連れて行ってほしいっす・・」


ウッティ「ちょもくん!わたしヘビくんを看病してくるわね」
ちょも「ありがとうちょも!おねがいするちょもよ」


ヘビ「姐さん!この御恩わすれません」


ウッティ「なにいっているの!こんなに干からびちゃって!すぐに水浴びしないと!」
ヘビ「かたじけないでやんす・・」


サオトメ「ちょもさん!ボク一月ほど前に夜中にトイレにいった時に白いの見ました!」
ちょも「ほんとちょもか?!」
ダイフク「ボクもその晩に見たような気がする!」
じゃがまる「ちょもー!」


じゃがまる「オイラも押し入れに閉じ込められた時みたよ!」
ちょも「そうだったちょもね」


じゃがまる「オイラこのままじゃ寝れねえよ!」
ちょも「うん!わかっているちょも!」


ちょも「これから押し入れを開けてみんなで化け物を家から追い出すちょも!」
一同「えぇーっ!!
サオトメ「ボクこわいですぅ!」


じゃがまる「ちょも!決断力があるなぁ!オイラ感心したぞ!」
ダイフク「さすがリーダーだね!」
ちょも「あはは!照れるちょも!よーし!ドン押入れを開けるちょもよ!」


ドン「えっ?ドンが開けるの?」
ちょも「そうちょもよ」


ドン「ドンお化けこわいのです!」
ちょも「ふすまを開けたらちょもたちがお化け退治するから大丈夫ちょもよ」
ドン「わかったのです」


どんどん!
ドン「もしもし誰かいますか〜?」


ちょも「ドンそっと開けるちょもよ〜」


ずずっー・・
ドン「失礼するのです〜」


ちょも「みんな行くちょもよ!」


ぴょん
ちょも「それ!」
ドン「ちょも!重いよ〜!」


ちょも「みんな!あがってくるちょもよ!」


よいしょ!
ダイフク「サオトメくんがんばって!ほら!」
サオトメ「やっぱり高いところは怖いです・・」
じゃがまる「しょうがねえな!オイラ先にのぼって引っ張りあげてやるよ!」


じゃがまる「サオトメ!がんばれ!気合とガッツだ!」
サオトメ「うぅ〜みなさんすいませんです。」


ドン「首が痛いたくて体がフラフラするのです〜」
チョコ「ドンがんばって!チョコが支えているよ!」


じゃがまる「サオトメ!つかまれ!」
ダイフク「それ!もうちょっと!」

なんとか押し入れに上がれたようです

ダイフク「あれ!これちょものチャイナドレスだ!」


サオトメ「チョロさんのだまし舟の折り紙ですね!」
ちょも「ちょもとチョロとシラタマで作った豚ソースもあるちょも!」


じゃがまる「スイカだ!なんでこんなとこにあるんだ?」


サオトメ「お菓子ですよ!」
ちょも「最近おかしがなくなったのは化け物のせいだったちょもか!」


ちょも「ヘビくんが話していた、しましまの尻尾ちょもよ!」
サオトメ「なんだか見覚えのある足ですね」


ちょも「あっ!あんなところにパン吉がつかまっているちょもよ!」
サオトメ「パン吉くん最近見ないとおもったら化け物に捕まっていたんだ!」


サオトメ「パン吉くんしっかり!」
パン吉「うぅ・・」


ちょも「これが化け物ちょもか」
ダイフク「なんかヘビくんが話していたイメージと違うような気がするね」
じゃがまる「寝ているみたいだな。こいつどんな顔しているのかな?」


じゃがまる「オイラ帽子とってみる!」
ググッ


サオトメ「角が2本あるんですよね?」
ダイフク「う〜んどうなのかなぁ」


じゃがまる「それ!」
バッ
サオトメ「あっ!角じゃなくて耳ですよ!!」


ば〜ん!


ちょも「お化けじゃなかったちょもね」
じゃがまる「なんだ!それじゃこの前押入れで見たのは見まちがえたのかなぁ?」
ダイフク「この子誰なんだろう?」
ダディ「こらキミたち!


ダディ「下におりてきなさい!」
一同「オジさん!


ダイフク「ダディ!その顔どうしたの!!」


ダディ「いいからみんなおりてきなさい!」


ダディ「ドンくんボクをおろしてくれたまえ」
ドン「おじさん重いのです〜」
ダディ「すまないねドンくん」


ダイフク「ダディ!その鼻どうしたの!」
ダディ「付け髭がなくなってしまったのだよ」
ダイフク「だからってそんなの付けないでよ!ボク恥ずかしいよ!」


ちょも「おじさん!あの子と知り合いちょもか?」


ダディ「あの子は・・」


ダイフク「ダディ!その鼻やめてよ!」
ダディ「こらミッシェル!何をするのだ!」
ビッ


ダイフク「付け髭ないなら何もつけなくていいよ!」
ダディ「ミッシェル・・」


ビッ!
パン吉「ダイフクくんのパパさん!早く納得のいく説明をしてください!」
サオトメ「パン吉くん!」


ダディ「実はあの子はボクにもよくわからないんだよ。」
一同「えぇーっ!」


ダディ「名前はムームーくん。ボクやミッシェルより長くこの家にいるらしくて昼と夜が反対なんだ」
ちょも「昼と夜が反対ちょもか?」
ダディ「お昼ずっと眠っていて夜中に起きているらしんだ」


ダディ「みんな昼間はそっとしておいてあげよう。いいね?」
一同「わかったよ!」
ちょも「押し入れの中にずっと住んでいたなんて、ちょも知らなかったちょも!」
    「一年前にかくれんぼしていたとき見たのはダイフクじゃなくて、あの子だったちょもか!」

※くわしくは「かくれんぼちょも」をみてくださいね。


じゃがまる「それにしてもずいぶん溜め込んでいたなぁ」
チョコ「じゃぁタオくんの横須賀海軍カレーとかもあの子が食べちゃったのかなぁ?」
ドン「ドンびっくりなのです!押し入れの秘密なのです!」


ちょも「おじさんなんで黙っていたちょもか!」
ダディ「ボクはあの子の存在をみんなが知っていると思っていたんだよ」
ちょも「そうちょもか」


サオトメ「パン吉くんが無事でよかったよ!」
パン吉「助けてくれてありがとう!もつべきは友ですね!」


ちょも「サオトメ!パン吉が無事でよかったちょもね!」
サオトメ「はい!」
パン吉「もしかしたらあのまま食べられていたかもしれません」


こうして押し入れのお化けは居なくなりました。
そしてちょもたちにまたあたらしい仲間が一人増えたのです!


8がつ24にち  ちょもの(夏休み)リーダー日記
今年の夏休みは雨ばかり降って気温も低くて夏らしくないちょも
夏祭りも肝試しもできなくて、とても残念ちょも。でもみんな楽しく休みをすごしているちょも。


ウッティちゃんとヘビくんはチョッポくんと水遊びをしているちょも
2人とも水が大好きちょも


じゃがまるとチョッポくんは毎朝早起きしてラジオ体操をしているちょも
この2人の元気にはちょもも負けそうちょもよ


ちなみにチョコやドンたちは毎日アイスとかたべてクーラーの下でぐうだらしているちょも


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