3がつ23にち  偽パン吉騒動
みんなが何だか騒々しいちょもよ
何かあったちょもかねぇ?


どたたたたっ
じゃがまる「おーい!ちょもー大変だよー!!」
ちょも「あれ?じゃがまるにチョッポくん。どうかしたちょもか?」


じゃがまる「おっオイラの朝飯が無くなっちゃんだよ!!」
ちょも「どういう事ちょもか?」
じゃがまる「えっとな…」

じゃがまる「オイラいつものようにチョッポくんに朝飯作ってもらったんだよ。」
チョッポ「それでね。ちょっと余所見して話している時にパッとご飯とおにぎりが消えちゃったんだよ!」


じゃがまる「それでまな板がヌルヌルしてたよな!」
チョッポ「茶碗が置いてあった場所がヌルヌルしていたんだ。バターみたいな感じだったよ。」
ちょも「バターちょもか・・」
ドン「ちょもー!」


ドン「ちょもー!ドンの牛乳プリンが無くなったんだよ!」
ちょも「ドンも食べ物が無くなったちょもか!」


ドン「ちょもー!ドンの牛乳プリン探してよー!」
ちょも「う〜ん・・どうしたもんちょもかねー」


どたたたたっ
チョコ「ちょもー!」
ちょも「チョコどうしたちょもか?」


チョロ「ちょも!チョロたちのおやつが無くなっちゃったんだよー!」
ちょも「チョロたちもちょもか!!」

チョロ「きのうけんもち君にお菓子を買ってもらったんだ!」
チョコ「そうなんだ!ちょもたちには内緒で買ってもらったんだ♪」
チョロ「それでねチョロとチョコはお菓子を棚に閉まったんだ!」

チョコ「ここに入れておこうっと♪」

チョロ「チョロはここにしておくよ!」

チョロ「明日みんなで食べようね♪」
チョコ「うん!」

チョロ「きょう起きてお菓子を取りにいったらね・・」

チョロ「あれ?あれ?」
チョコ「??」

チョコ「チョロお菓子が無いよ!」
チョロ「おかしいなぁ・・あれ?この棚ツルツルするね!」
チョコ「バターのにおいがするよ。」


チョロ「ちょもー!チョロのお菓子が消えちゃったよー!」
ちょも「またバターちょもか・・」


チョコ「ちょもー!バターじゃなくてお菓子だよ!!」
ちょも「わかっているちょもよ〜」
シラタマ「ちょも!」


ちょも「シラタマどうしたちょもか?」
シラタマ「あのね!ボクのコーヒーゼリーが消えたんだよ!」
ちょも「えー!シラタマもちょもか?」

シラタマ「この冷蔵庫は良く冷えるからここに入れておこう!」

シラタマ「これでオッケーだね」

シラタマ「それから、ちょっと時間を置いてから見にいったんだ」

シラタマ「もう冷えたかなぁ?」

ぎぃ〜
シラタマ「あれ!ゼリーがない!!」

シラタマ「・・・なんだろこの魚は?」


ちょも「今度は魚ちょもか・・・」
シラタマ「ちょもお願い!ボクのコーヒーゼリーを探して!」
タオ「リーダ!報告があります!」


タオ「リーダ!」パタ!パタ!
ちょも「?」


ちょも「もしかしてタオも何か無くなったちょもか?」
タオ「さすがリーダ!感が良いです!」

タオ「自分のよこすか海軍カレーが消えてしまいました!」
ちょも「タオはカレーちょもか・・」


サオトメ「ちょもさん!ちょもさん!」
ちょも「サオトメたちも何か無くなったちょもか?」
サオトメ「そうなんです!りんごジュースが消えちゃったんです!」
ウッティ「私は桜餅がみつからないの!」

サオトメ「ボクはドンさんと冷蔵庫に行ったんですよ」
ちょも「ドンは牛乳プリンちょもか?」
サオトメ「そうです!」

ドン「サオトメくん。牛乳プリンも置いてよ!」
サオトメ「ドンさんちょっと待ってくださいね!」アセ!アセ!

サオトメ「冷蔵庫はやっぱり寒いですね〜うぅ・・」ガタ!ガタ!

サオトメ「ドンさん牛乳プリン置きましたよ〜」
ドン「冷えるの楽しみなのです。」

サオトメ「それから30分くらいして見にいってみたんです」

ドン「あれ?あれ?」
サオトメ「・・・・ジュースもプリンもないですよ!」

サオトメ「ジュースがお魚になっちゃった!」
ドン「ドンのプリンは?」
ちょも「また魚ちょもか・・」


ウッティ「私は袋の上に置いておいた桜餅がなくなっちゃたわ!」


ウッティ「みんな食べ物が無くなっているけど、いったい誰の仕業なのかしら?」
サオトメ「ちょもさん!みなさんバターのにおいがしたって言っていましたけれども」
     「まさかパン吉くんが犯人ってわけじゃないですよね!」
ちょも「う〜ん…ちょもはパン吉が犯人とは思えないちょもよ〜」


パン吉「おや?騒がしいですね。みなさんどうかしましたか?」
ちょも「パン吉!」


ちょも「パン吉コーヒーゼリーやプリンしらないちょもか?」
パン吉「いったいなんですか?私は今起きたばかりですが?」
ちょも「なっなんでもないちょも!気にしないでほしいちょも!」
パン吉「?」


ジィーッ!
パン吉「みなさんどうしたのですか?私の顔に何か付いていますか?」
一同「バター・・」
パン吉「それはそうですよ!私のトレードマークですよ!」


タオ「容疑者を捕獲します!」
ちょも「えっ?」


ブンッ!!
サオトメ「タオくんやめてよー!!」
じゃがまる(すげージャンプ力だな〜!)


ヒョイ!!
タオ「捕獲!」


タオ「失敗であります…」


スタッ
パン吉「タオさん!突然どうしたのですか?失礼ですよ!」


ちょも「実はみんなの食べ物が次々に無くなったんだちょもよ」


パン吉「その事と私が何か関係あるのですか?」
ちょも「盗まれた場所がバター臭いらしいんだちょもよ・・」


パン吉「それで私を疑っていたのですか・・・残念です。」
サオトメ「ボクはパン吉くんの事を疑ってなんかないよ!」
パン吉「・・・・・・」


ウッティ「ちょもくん!パン吉くんちょとヒネクレているけれど、盗みなんてしないわよ」
ちょも「ちょももそう思うちょもよ!」


サオトメ「ちょもさん!パン吉くんが可愛そうですよ!真犯人を捜しましょう!」
ちょも「そうちょもね!サオトメ!事件があった台所に行くちょもよ!」
サオトメ「はい!ちょも探偵団出発ですね!!」

数分後

ちょも「まず事件は現場からが基本ちょも。確かにバターのにおいが少しするちょもね・・」
サオトメ「シラタマさんが言っていた冷蔵庫ですよね?開けてみましょう!」


ぎぃ〜
サオトメ「ちょもさん魚があります!」
ちょも「サオトメたちの冷蔵庫にあった魚と同じちょもか?」
サオトメ「はい!同じです」


サオトメ「ちょもさんヌルヌルが上に続いていますよ!」
ちょも「上がってみようちょも!」


??「ハグハグ・・うめぇな!こりは!」


サオトメ「あれっ!ちょもさん上から誰かの声が聞こえますよ!」
ちょも「サオトメ!早く登るちょもよ!」


??「ハグハグ・・モグモグ」
サオトメ「いた!ちょもさんあれはパン吉くんじゃ・・逮捕しますか?」
ちょも「しっ!ちょっと様子を見るちょもよ!」


??「うめぇ!これやうめぇ!ご飯はサイコーだな!」
ちょも「現行犯ちょもね!」


サオトメ「パン吉くんはご飯食べませんよ!」
ちょも「こうなったら顔を見てみるちょもよ!」


サッ!
ちょも「こらキミ!」
サオトメ「捕まえたぞ!」


??「なんだオマエたちは?・・モグモグ」
ちょも「パン吉!・・・じゃないちょも!!」


サオトメ「ちょもさん!みんなのところに連れていきましょう!」
ちょも「そうちょもね!連行するちょも!」


サオトメ「みなさーん!食い逃げ犯人逮捕しましたよー!
一同「わー!!」


サオトメ「じゃがまるさんの朝食は半分無事でしたよ!」
じゃがまる「サオトメ!おめぇガンバったな・・ありがとうな!」


チョコ「僕らのオヤツは?」
サオトメ「みなさんのは手遅れでした・・」
シラタマ「えー!」
ドン「そんなぁ・・プリン・・」


??「オイ!オマエ俺と同じカッコしてんじゃねーよ!」
パン吉「なんですかアナタは!アナタのせいで私は盗人あつかいされました!」


チョロ「パン吉くんが2人もいるよ!」
ちょも「片方は違うちょもよ!」
タオ「自分にも見分けがつきません!」


パン吉「謝ってください!」
??「何でさ?じゃ俺は帰るからよー。ゴチになったな!」


バタッ!
パン吉「アナタ!許しません!!」
サオトメ「パン吉くん!」
??「うげ!こっこのヤロー!」


??「これでどうだ!!」
バシッ!
パン吉「みなさんに謝りなさい!」
??「俺はご馳走になったお礼に魚を置いていったぞ!」


サオトメ「ちょもさん!ケンカを止めて下さい!!」
ちょも「どっちがパン吉か見分けがつかないちょもよ!」
チョッポ「ちょも!」


チョッポ「こういう時は…ごにょごにょ」
ちょも「そうちょもか!パン吉が好きなものを…わかったちょも!」


ドタバタドタバタ


ちょも「おーい!2人ともー!ケンカを止めてご飯食べるちょもよー!」


パン吉「ゼェゼェ・・ちょもさん?」
??「なんだオマエ逃げるのかよ?」


ちょも「さぁ好きな方を選ぶちょも!」


??「クンクン・・これはパンか!」
サオトメ(この人は違うんじゃないかな?)


??「焼き鳥サイコーだよな!」
一同「?」


パン吉「なにを言っているのですかパンが一番ですよ!焼き鳥なんて、はしたない!」
一同「!」


ちょも「こっちにいるのがパン吉ちょも!!」


ダッ
サオトメ「パン吉くーん!!」
パン吉「何するんですか!恥ずかしいですよ!」


??「オウオウ!ネコさんよ!これもらって行くぜ!」


ちょも「まつちょもよ!」
チョコ「チョコのオヤツ返してよ!」
ドン「ドンのプリン!」
シラタマ「ボクのコーヒーゼリー!」


ちょも「捕まえるちょもよ!」
一同「それーっ!!」
バッ!


ちょも「あれ?いないちょも!」
??「こっちだよ!鈍間くんたち!」


チョッポ「あっ!チョロの頭の上に!」
ちょも「すばしっこいちょも!」
??「フフ!」


??「コーヒーゼリーに牛乳プリンにりんごジュースにちりめん飯・・美味かったぜ!」
チョロ「チョロのオヤツは?」
??「オヤツなんて俺はしらねーよ!」
チョロ「えっ?!」


ぴょん!
チョロ「あー!逃げた!待てー!」
チョッポ「チョロ!追わなくて良いよ!」


すたたたた!
タオ「待ちなさい!止まりなさい!自分の海軍カレーを返しなさい」
??「なんだ?カレーなんてしらねぇぞ!」


チョコ「おなか空いたからこの焼き鳥食べようよ♪」
ドン「良いね!」
シラタマ「チョッポくんに頼んで炭火にしてもらおうよ!」


ウッティ「パン吉くん。みんなして疑ってゴメンなさいね!」
パン吉「いえいえ良いですよ。」
ちょも「それにしてもパン吉はパンが好きちょもね」
パン吉「当たり前です!」
サオトメ「あははは!」


パン吉くん。疑惑が晴れて良かったね!
あれ?こんなにドタバタしていたのに一人マイペースな人がいますねぇ


がつ!がつ!
じゃがまる「・・むしゃっ!むしゃっ!」


モグモグ・・
じゃがまる「うめぇな!やっぱ生の『さけわかめちりめん』はうめぇな!」

じゃがまるくんはご飯が戻って来てよかったね!
それにしても、チョロとチョコのオヤツやカレーは何処に消えてしまったのでしょうか?


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